カルチャー
「日本人で苦手な人がいるの? 信じられない!」 フランス人が日本で気に入った“意外な食材”とは
公開日: / 更新日:
世界から注目を集める日本食。日本を訪れる外国人のなかには、各地域ならではの食材を楽しむために遠方へ足を運ぶこともあるようです。日本在住4年目のフランス人は、沖縄県の食材に魅了され、沖縄へ行くと必ず買っているものがあるそう。いったい何がお気に入りなのでしょうか。
◇ ◇ ◇
休日は“推し活” ポケモンのマンホールを求めて日本各地へ
フランス人のミカエルさんは、日本在住4年目。世界中で人気を集める「ポケットモンスター」シリーズが大好きで、休日には“推し活”を楽しんでいます。
「福岡、岩手、富山、石川、沖縄などへ行って、ポケモンマンホールの写真を撮ったんだ! あとどれくらい日本に住むかは決めていないけど、日本で暮らしている間に、全制覇したい」
ポケモンの絵が描かれたマンホールのフタを撮影するため、日本各地へ足を運んでいるというミカエルさん。ポケモンマンホールについて、「日本の地名や歴史とリンクしているものがあるから、勉強になって興味深いんだよ」と目を輝かせます。
沖縄ならではの食材がお気に入り 「絶対に毎回飲む」
ミカエルさんが好きなのはポケモンだけではありません。日本食も大好きで、とくに沖縄の食べ物が好きだといいます。
「大好物は海ブドウ。沖縄の海ブドウは新鮮で本当においしい。あのプチプチする食感はなかなかほかにないよね。日本人では苦手な人もいるの? 信じられない!」
海ブドウは、クビレズタという海藻の一種。ひとつの房にたくさんの粒がついており、その見た目が果物のブドウに似ていることから海ブドウと呼ばれるようになったそう。鮮やかな緑色が美しく、「海の宝石」ともいわれています。食感が良く、塩気を落としてそのまま食べても、さまざまなアレンジをしても楽しめる食材です。
ミカエルさんは、これまでに3回ほど沖縄を訪れたことがあるそう。沖縄では海ブドウのほかにも、欠かせないものがあるといいます。
「沖縄本土にあるゴーヤージュースは絶対に毎回飲む。おいしいから本当におすすめ!」
ゴーヤーは沖縄を代表する野菜。原産地はインドなどの熱帯アジアで、日本にやってきたのは16世紀頃といわれています。独特な苦味がありますが、ビタミンCなど体にうれしい栄養が豊富といわれる食材。炒め物や和え物はもちろん、果物と合わせてジュースにしてもおいしく楽しめます。
日本の意外な食材に魅了されるミカエルさん。これからもさまざまなところへ足を運んで、おいしいものをたくさん見つけてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)