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「この国は素晴らしいと再確認」 初訪日のフランス人が感動 持ち帰りたいのは「日本のトイレ」
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日本人にとっては“当たり前”と感じるものに、新鮮な驚きを感じる外国人観光客。その姿は、日本人に新たな気づきを与えてくれます。日本在住のフランス人YouTuber、オレリアン・プダさんの両親も、たくさんの日本の魅力を発見してくれました。心から楽しんだ日本の旅を振り返る様子に、多くの反響が集まっています。
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「毎朝起きるのが楽しみだった」 大満足の初訪日
日本へ来るのが念願だったという、オレリアンさんの両親。憧れの京都を訪れたほか、多くの日本食を堪能しました。ほかにも、100円ショップやコンビニエンスストアといった、日本人には身近なところにも。どこへ行っても、感動が止まらない様子でした。
そんなふたりの旅が終わりを迎えるにあたり、オレリアンさんは「実際に日本に来てどうだった?」と質問。すると、両親からは日本で感じた素晴らしさが、あふれんばかりに語られます。
まず、お父さんが「毎朝起きるのが楽しみだった」とワクワクの連続だった日々の気持ちを明かすと、お母さんも「退屈な日なんてなかったわ」と深くうなずきます。
東京について、お母さんは「昼夜を問わず生き生きした姿には驚かされたわ。それなのに、とても安全な環境だと感じたわ」と感激。またお父さんは、「にぎやかさの中に、統制された雰囲気を感じるのが好き。にぎやかだけど、ごちゃごちゃしていない」と、古い街並みと近代的な風景が融合している点に感銘を受けたようです。
また、鉄板焼きや寿司など、さまざまな味を満喫した日本食については、訪れた飲食店を絶賛。海外では観光客をターゲットにした、悪質な店が少なくないと嘆くお母さんは「日本では飲食店に信頼を置けるのが、とてもうれしかった」と話します。
元料理人のお父さんも、「誠意を持ったお店ばかり」と同意。さらに「とても高度な味。今回学んだ新しい感覚を母国へ持ち帰るんだ。日本の美食を知った経験は、決して忘れない」と、感謝しています。
日本を離れたくない両親は旅の延長を希望
ほかにも、日本人のマナーの良さや公共交通機関の快適さなど、日本の魅力を次々と振り返るふたり。日本を離れるのが名残り惜しい様子で、滞在を延長したいと本音を覗かせます。
お母さんは日本の暮らしが相当気に入ったようで、「日本のトイレとお風呂、フランスに持ち帰れたらいいのに……」とポツリ。「絶対に恋しくなるわ」と、フランスに帰ってからのことを思案します。
いよいよ帰国の時。「振り返ったらもう帰れなくなるわ」と、お母さんは涙が止まりません。「最高の休暇だったよ」とお父さんは笑顔で手を振り、お母さんと一緒に出発ゲートに向かいました。
日本の良いところをたくさん見つけ、自分の言葉で丁寧に伝えてくれたオレリアンさんの両親。コメント欄には「日本に来てくれてありがとう!! いっぱい日本のことを褒めてくれてありがとう!!」「パパさんママさんの視点で見る日本はとても新鮮で、私の住むこの国はこんなに美しくて素敵なところなんだと再確認することができました。本当にありがとうございます。ぜひまた日本にいらしてくださいね」「おふたりとも話したいことが山ほどあるよって伝わってきて、うれしくなりました。ぜひぜひ再来日を……」「素晴らしいご家族ですね」などの声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)