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意外に知らないレンコンをおいしく調理するコツ アク抜きの方法で食感に変化も
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煮物や炒め物、サラダなど、さまざまな調理法で楽しめるレンコン。おいしく仕上げるためにも、料理に合わせた下処理の方法を知っておきたいですよね。そこで、大手食品メーカーのカゴメ株式会社が公式インスタグラムアカウント(kagome_jp)で紹介した、レンコンをおいしく食べるための切り方とアク抜きの仕方を参考にしてみましょう。やり方によって、食感に違いを出すことができるそうです。
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カリッとした食感が欲しいときは「繊維に沿って厚めの縦切りに」
通年で市場に出回っているレンコンですが、旬の時期は秋から冬にかけて。ビタミンCや食物繊維、カリウムなど、体にうれしい栄養成分が含まれています。
そんなレンコンをよりおいしく楽しむために、知っておきたいのが切り方です。投稿によると、レンコンは切る方向によって食感が変わるといいます。歯ごたえを残し、カリッとした食感にしたいときは「繊維に沿って厚めの縦切りにする」のがポイント。やわらかく仕上げたいときは、「繊維を断つように厚めの輪切り」にするといいそうです。
また、料理によって切り方を変えてみるのもいいでしょう。筑前煮などを作るときは、乱切りにすると表面積が広く、味が染みやすくなるそう。サラダやレンコンチップスなど、シャキシャキした食感を出したいときは薄い輪切りをおすすめしています。
アク抜きのやり方によっても食感が変化
レンコンは切り口が空気に触れると、黒っぽく変色してしまいます。これはレンコンに含まれるポリフェノールの一種で、アクのもとにもなる成分のタンニンによるものだそう。水にさらすことで、えぐみや苦味を取り除き、変色を防ぐことができます。
ただし、レンコンに含まれるビタミンCやカリウムなどは水に溶けやすく、水にさらすことで栄養が流れ出てしまうことも。栄養を余すことなくとるために、アク抜きをしないのもひとつの手ですが、見た目もきれいに、えぐみや苦味を取り除いておいしく仕上げるのにアク抜きは欠かせません。
投稿によると、アク抜きの方法は2つ。ひとつは水に浸ける方法です。ほっくりとした食感を残したいときは、水に浸けるといいそう。煮物などを作るときは、水でアク抜きをするといいでしょう。
もうひとつは、酢水に浸ける方法です。投稿では、「酢水に浸けると、でんぷん質の働きが止まり、よりシャキシャキした食感に」なると説明しています。
レンコンをおいしく食べるために欠かせない下処理。コメント欄には、「知らなかったです、アク抜きの仕方で食感が変わること!」「レンコンのアク抜きの仕方、へぇ~っとなりました」「いつも酢水にさらしていたけど、水との違いが知れて良かったです」などの声が寄せられています。
用途や好みに合わせて切り方やアクの抜き方を変えながら、レンコンをよりおいしく楽しみたいですね。
(Hint-Pot編集部)