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「一番良かった」と大興奮! アメリカ人の少年が大好きな日本映画のキャラクターとは
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歴史的な建物や食べ物など、日本ならではの文化を楽しみに訪れる外国人観光客。旅の目的はさまざまですが、アメリカから初来日した一家は、日本のエンターテインメントにおいて金字塔ともいえるキャラクターを目にし、大興奮していました。いったい、どんなものを見たのでしょうか。
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「空間が広がったり、気づかなかったものが見つかったり」
「歴史や文化、伝統がある日本をいつかは訪れたいと思っていた」と話す、アメリカのヒューストンからやってきたラウルさん。妻のローズさんと6歳のベンジャミンくん、1歳のマティスくんを伴い、一家で初めて日本を訪れました。滞在期間は5日間と短いですが、新宿や渋谷、かっぱ橋、スカイツリー、ポケモンセンターなど、精力的に東京めぐりを楽しんでいるそう。
「明治神宮や豪徳寺、浅草寺にも行きました。梅がきれい。絵馬が飾ってあったのが印象的で、自分でも買いました」
神社やお寺で伝統文化や自然を感じる一方、近代的なビルから眺める街並みも楽しんでいると話します。
「ヒューストンと違うのは、街をホリゾンタル(水平)に見回して、それがすべてではないこと。一つひとつのビルにいろんな施設が入っているから、中に入ってみて高層階へ上ったり、地下に下りたりすると、また違うものが見えます。空間が広がったり、気づかなかったものが見つかったりしておもしろい」
この日は東京ミッドタウン日比谷で、東京中心部からの眺めを満喫。ほかにも、ラウルさん一家には、日比谷へ来た理由がありました。
6歳のベンジャミンくんは話題の世界的キャラクターが大好き
それはベンジャミンくんが大好きなものが、日比谷にあったため。日本を訪れての感想を「一番良かったのはゴジラ」と語るベンジャミンくんは、ゴジラの大ファンです。
そんなベンジャミンくんのために、この日は、ゴジラ70周年記念で開催されていたイベント「HIBIYA meets GODZILLA」(現在は終了)へ。ベンジャミンくんは、日比谷ステップ広場に設置されていた初代ゴジラ像に大喜び。すぐ近くの日比谷ゴジラスクエアには、映画『シン・ゴジラ』をベースにしたゴジラ像もあり、新旧2つのゴジラ像に大興奮していました。
また、日比谷だけでなく、新宿東宝ビルのゴジラヘッドも見に行ったのだとか。短い日本滞在で、ベンジャミンくんは“推し活”をしっかり満喫していました。
ハリウッドでもリブート作品が制作されるなど、日本映画を代表するキャラクターのひとつとなっているゴジラ。米ロサンゼルスで現地時間10日に授賞式が行われた、第96回アカデミー賞では、山崎貴監督作品『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞を受賞しました。日本のみならずアジアでも同賞の受賞は初という快挙で、大きな話題になっています。
もちろん、国内外のゴジラファンは大熱狂。きっとベンジャミンくんも、大好きなゴジラが獲得した栄冠に、飛び跳ねて喜んでいることでしょう。
(Hint-Pot編集部)