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「日本に慣れるとほかの国に行けなくなる」の声も フランス人が驚いた日本の空港サービス 海外との大きな違いとは
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日本人にとっては当たり前でも、訪日外国人にとって、日本のホスピタリティの高さは驚きの連続のようです。たとえば、日本の玄関口である空港でのサービスにも大きな違いが。日本に住むフランス人YouTuberのオレリアン・プダさんは、海外と日本の空港で対応の差に驚いたことを紹介し、反響を呼んでいます。
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「心の底から愛を叫んだ瞬間であった」
「日本と海外の空港の違いがあまりにもすごすぎた……」
そんなコメントを添えて、1本の動画を自身のインスタグラムアカウント(bebechan_france)に投稿したオレリアンさん。
飛行機の座席から窓の外を見ているオレリアンさんに、「日本へ向かう外国人」というテロップが添えられています。どうやら窓の外では出発前の準備をしており、乗客たちのスーツケースの積み込み作業をしているようです。
機内に運ぶためのカートに向かって、スーツケースを次々と投げているスタッフたち。とても乱雑で、なかにはカートの向こうに飛び出してしまう荷物もあります。オレリアンさんは自分のカバンが心配になりつつ、「みんな怒ってる……?」と困惑ぎみに。
そして日本に到着し、空港の手荷物受取所でのシーン。ベルトコンベアに乗せたスーツケースが下りてくる際、落下防止の枠にぶつからないよう、スタッフが手を添えています。
出発時には投げられていた荷物を、とても丁寧に扱う日本の空港スタッフ。それを見て、オレリアンさんは「優しい……」と感心しています。さらに、別のスタッフが運ばれるスーツケースを布で拭いているのを目にし、驚いた様子。「え? 拭いているの?」と目を見開きました。
思わず拍手して笑顔のオレリアンさんに「心の底から愛を叫んだ瞬間であった」とのテロップ。最後は「さすが……」とつぶやきました。荷物を大切に扱う日本のスタッフに、感動を覚えたようです。
この投稿には4.8万件もの“いいね”が。コメント欄には、「普段、黙々とやっている仕事も、実はどなたかに見ていただいていると思うと、なんだかうれしくていろんなことが報われます」「気づいてくださり、ありがとうございます スーツケースの持ち手も取りやすい向きで手前になっています」といった感謝の声が。「外国人なんですが、もう日本に慣れるとほかの国に行けなくなってしまうんですよ」といった声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)