抱っこが大好きなすずちゃん　濃いめのアイラインがチャームポイント

　5歳の柴犬「すず」ちゃんは、濃いめのアイラインがキュートな女の子。飼い主さんが「この子に合う名前は『すず』しかない」と感じたことから名づけられました。

　長らくいぬとの暮らしを実現したいと考えていた飼い主さん家族は、引っ越しを機にいぬのお迎えを決意。ご縁を探す日々を送るなか、偶然立ち寄った先ですずちゃんと運命的な出会いを果たしました。

「目を合わせようとせず、どこか遠くを見ているような子でした。ただ、その頃から抱っこが大好き。『むちゃくちゃかわいすぎやろ！』です（笑）」

　すずちゃんの魅力はツンデレなところで、「自分も人間だと思い込んでいるねこ」のような一面があるそう。小さい頃はおてんばでボーイッシュなところがありましたが、現在は少し落ち着いて、のんびりゆったり過ごしています。

特技は飼い主さんとのおしゃべり　会長としてお手伝いも

　話題の動画は、散歩中に撮影されたもの。立ち寄った公園のいぬが入れないゾーンに入りたくて仕方がなく、すずちゃんは駄々をこねて地面に寝転がってしまったそうです。

「まったく動かず、すぐ座り込んで抗議するので、抱っこして帰りました。抱っこが大好きなので、思うツボなんです」

　これまでも、すずちゃんが散歩の途中で“岩化”してしまうことがたびたびあったのだとか。そのたびに、お腹を出して「なでなでして」と要求します。

　また、飼い主さんによると、すずちゃんはシャンプーと爪切りが大の苦手。お手入れのときは大騒ぎしてしまうそうです。一方、得意なことはおしゃべりで、飼い主さんに自分の気持ちを伝えてくれます。

「私たち人間と会話します。納得がいかないことは、おしゃべりしながら主張。本当に話しているように見えるので、いつか映像を収められるといいのですが……。今のところ、私たち家族の特権です」

　飼い主さんは、Xのアカウント名にもなっている「入間川いぬ散歩会」で、全国各地に川を愛する人が増えるようにとさまざまな発信を行っています。すずちゃんも、「会長」として柴犬の魅力を伝えるお手伝いをしているそうです。

「『入間川いぬ散歩会』というアカウント名には、（島国日本で）心地良い自然に囲まれた川沿いに人間といぬが集まるなかで、ゴミ問題や自然環境の大切さを少しでも考えるきっかけになればという思いが込められています。まだまだ影響力は小さいですが、ぜひ応援してもらいたいです」

　これからも飼い主さんと一緒に散歩を楽しみながら、会長としての活動を頑張ってほしいですね！

○取材協力：入間川いぬ散歩会（@IrumaRiverSanpo）さん

（Hint-Pot編集部）