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「ようやく来られました」 イギリス人カップルが4年越しの念願叶って初訪日 虜になった日本のコンビニグルメとは
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日々の生活と、切っても切り離せないコンビニエンスストア。毎日のように利用している人もいるでしょう。イギリスから初めて訪日したカップルも、すっかりコンビニの虜だそう。なかでも、手軽に食べられる日本人のソウルフードが気に入ったといいます。いったい、どんな食べ物なのでしょうか。
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箱根でまさかのハプニングも 文化と食べ物を目的に初訪日
イギリスから初めて日本を訪れたハナさんとジェイミーさん。約2週間の滞在予定で、日本滞在5日目のこの日は東京から足を伸ばし、日帰りで箱根にやってきました。ところが、この日は強風のため箱根ロープウェイが終日運航中止に。強羅駅から急遽バスを利用し、目的地の桃源台に向かうところでした。
「本当は4年前に来る予定だったの。でも、コロナで来られなくなってしまって……。今回ようやく来られました」
そう笑顔を見せたハナさん。ジェイミーさんも「日本の文化や食べ物が一番の目的で来たんだ」とワクワクしている様子です。
「レジ横にあるフライドチキン?」 ホットスナックなどコンビニグルメを満喫
東京での滞在中には浅草や築地場外市場などを周り、すでに多くの日本食を堪能したというふたり。なかでも、手軽に飲み物や食事を購入でき、あらゆる場所にあるコンビニがお気に入りのひとつだそうです。
「私のお気に入りは、レジ横にあるフライドチキン? あれが好きなの」というハナさんにうなずきつつ、ジェイミーさんは日本人のソウルフードを挙げました。
「あとおにぎり! 具はツナマヨが好きだな」
少し前までは「ライスボール」という名で、海外で知られていたおにぎり。最近では英語圏でもそのまま「Onigiri」と呼ばれ、すっかり市民権を得ています。フランスやドイツなどでは、おにぎり専門店に行列ができるほど人気を博し、スーパーマーケットの総菜売り場で見かけることもあるのだとか。
「私もツナマヨが好き。イギリスではサーモンを選びがちだけど、日本ではツナがおいしいから、ツナをたくさん食べているわ」
そう笑ったハナさん。これから「日本の台所」とも呼ばれる食い倒れの街・大阪や、地元食材を使った郷土食が有名な金沢などをめぐるそう。新たにお気に入りの日本食を見つけられるといいですね。
(Hint-Pot編集部)