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「ためになります」 急なけがで止血に使える意外なアイテムとは 警視庁が教える応急処置に感謝の声
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転倒や、とがったものに接触するなど、外出先や屋外で思わぬけがをすることがあります。出血で応急処置が必要な状況になると、適切な道具がなく慌ててしまうことが。そんな場合に備え、防災や日常に役立つ情報を発信している警視庁警備部災害対策課の公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)が、身近なものを使った止血方法を投稿し話題になっています。
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「幅広の部分を患部に当てて巻き始めると止血効果が上がります」
救急車を呼ぶほどの大けがではないけれど、傷口が開いてかなりの量の血が出ると、パニックになる人も多いでしょう。今回、「けがをしたとき、思った以上に出血したことはありませんか」という書き出しで投稿された1枚の画像。それを見ると、腕に白い布の上から、ネクタイがしっかりと巻きつけられています。
ネクタイを使って応急処置をする際のポイントとして、「幅広の部分を患部に当てて巻き始めると止血効果が上がります」と説明。また、画像では患部にハンカチを当ててから、ネクタイを巻いているといいます。
投稿によると、担当者さんは以前、外出先で出血した際、ネクタイで止血をしたそう。その経験から、「清潔な布があれば一番ですが、なければあるものでなんとかするしかありません」と綴っています。
応急処置用の道具が手元にない場合の対処法が紹介されると、2000件を超える“いいね”が集まりました。
リプライ(返信)や引用リポストには、「ためになります。登山で足をくじきしばらく動けなくなり、首に巻いていたタオルでなんとか固定し何時間もかけて下山しました。正しい処置を勉強しておけば良かったと反省しました」「頭部をネクタイで止血されていたご老人を見かけたことある! やっぱりネクタイは有用なんだな」「止血帯持ち歩いている人そうそういないですから、代用品でなんとかできるようになっておきたいですね~」「手ぬぐいがいいぞ! 私は常に手ぬぐいを持ち歩いています」など、さまざまな声が寄せられています。
今回の投稿で担当者さんは、対処法を紹介するだけでなく「みなさんも、もしもに備えて身近なもので止血する訓練をしてみてはいかがでしょうか」と提案。急なけがを負ってしまった際、慌てずに実践できるよう、身につけておきたいですね。
(Hint-Pot編集部)