床の上で足をピンと伸ばし、じっとカメラに視線を送るねこ。ねこらしい丸い背中がどこかへいってしまったようなポーズが、X（ツイッター）で話題になっています。今にも二足歩行で歩き出しそうな姿には、1.3万件の“いいね”が。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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まっすぐ“へそ天”したままカメラ目線をキメるねこ

「曲がったことが大嫌いなんです」

　そんなコメントを添えて投稿された写真には、足をまっすぐ伸ばして仰向けになるねこの姿が。“へそ天”したまましっかり目を開き、カメラをじっと見つめています。だらんとした状態ではなく、体には力が入っている様子。「絶対に丸くならない！」という、強い意志が伝わってきます。

　まっすぐすぎるねこの姿がXで公開されると、1.3万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「新種のアザラシ」「笑ってしまいましたw」「天ぷらかと思ったら～ねこやった～」「猫背どこいった」「お腹をなでなでしたいです」など、あまりのかわいらしさにさまざまな声が寄せられました。

足をピンとさせたポーズを思わずパシャリ

　なんとも珍しい体勢を見せたのは、スコティッシュフォールドで7歳の「マロン」くん。食いしん坊で甘えん坊な男の子です。マロンクリームのような色をした被毛が特徴的だったことから、「マロン」と名付けられました。

　日向ぼっこが好きなマロンくんは、暖かい日に窓際でよく“へそ天”でまったりしているそう。飼い主さんがそばにいるときは、膝の上やお腹の上に登って“へそ天”になることもあるといいます。

　話題の写真が撮影された日も、マロンくんは飼い主さんのそばで“へそ天”に。頭の先から足先までピンと一直線になっている姿を見て、飼い主さんは撮影せずにはいられなかったようです。

　写真を撮ったあとも、マロンくんはしばらくの間この体勢をキープ。この日は特別まっすぐな“へそ天”を披露してくれました。

一緒に暮らす2匹のねことはほど良い距離感

　マロンくんには一緒に暮らしているねこがいます。ペルシャの男の子でまもなく8歳になる「オレオ」くん、そしてスコティッシュフォールドの女の子で7歳になったばかりの「カリン」ちゃんです。

「カリンちゃんは3匹のなかで一番年下ですが、とてもしっかり者です。普段は活発に走り回ってます。オレオくんは人見知りの一匹狼のような性格ですが、飼い主のことが大好き。いつも遊んでと鳴き続けていますが、抱っこするとすぐ鳴きやみます」

　それぞれ適度な距離感を保ちながら、平和な日々を過ごしている3匹。いつか、3匹並んで“へそ天”する姿も見せてほしいですね。

○取材協力：Marron’s TV（@AQdyfy9s）さん

（Hint-Pot編集部）