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「日本人とつきあう予定はなかった」 人気YouTuberのドイツ人妻と日本人夫の馴れ初めとは
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つきあい始めたきっかけは? 「アニメのような告白の言葉はなかった」
レナさんは入社後、新入社員の合同研修のために来日しました。その際に出会ったのがタカさんです。日本本社の新入社員として、同じ研修に参加していました。
「日常会話はできてもビジネス会話はそこまで堪能ではない私に、優しく接してくれた同期の中にタカがいました。その後、映画や日帰り旅行など休日に一緒に出かけるようになり、3か月後におつきあいすることになりました」
ちなみに「日本のアニメでよくあるような『好きです、つきあってください!』というような告白の言葉はなかった」とレナさん。つきあうに至ったきっかけは、なんと「話し合い」だったといいます。
「LINEでメッセージを交換し合っていたので、お互いの気持ちはある程度わかっていました。なので、つきあいたいのか、つきあいたくないのか、話し合った感じです。ドイツでは……普通、どうやってつきあうんでしょう? 私のように友人から恋人になる流れが多いような気がします」
ドイツに帰る予定だったが、誠実さと優しさにひかれて
実は、レナさんの日本での研修は1年間の期限付き。研修を終えたあとは、速やかにドイツに戻る予定でした。そのため「日本人とつきあう予定はなかった」というレナさん。そんなレナさんの心を変えたのは、タカさんの誠実さと優しさだったようです。
「1年後にはドイツに帰る予定だったので、逆につきあわないほうがいいとすら思っていました。でも、タカがいつもそばにいてくれて、かっこよくて、優しくて、おもしろくて、彼ならずっと一緒にいてもいいかな、つきあいたいかな、そんなふうに感じるようになり……で、つきあってしまいました」
そんなふたりに“追い風”が吹きます。ドイツ支社が閉じることになり、レナさんは研修後も日本の会社に残ることに。出会いから5年後、レナさんはタカさんと夫婦になりました。日独カップルが結婚するまでの道のりも、またユニーク。YouTubeを始めるきっかけになった世界一周旅行などについては、次回にお届けします。
(和栗 恵)