好奇心旺盛ないぬは、飼い主さんが思いもよらないいたずらをすることも。X（ツイッター）では、楽しくいたずらをした直後、飼い主さんに見つかりしょんぼりする大型犬が話題になっています。撮影時の様子について、飼い主のマシロ（@toreno27）さんに詳しいお話を伺いました。

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楽しい時間はあっという間　え？　これから怒られるの？

「これは　今から叱られると悟ったいぬ」

　そんなコメントが添えられた3枚の写真。そこには、引き裂かれて床に散らばる白い物体と、しょんぼり顔の白い大型犬が写っています。

　実はこの白い物体、果物を保護するためのフルーツネット。マシロさんがテーブルの上に置いておいたところ、それに気づいたいぬがおもちゃにして粉々になってしまったようです。

　この様子がXで公開されると、1.2万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「上手　春雨でも破ったのかと思いました」「夢から醒めた顔をしている」「たーのしいっ！　たーのしい!!　ねぇ飼い主ぃ！　……あれ？」など、しょんぼりする姿に多くの声が寄せられました。

飼い主さんがテーブルの上に残したフルーツネットで遊ぶ大型犬

　ホワイト・スイス・シェパード・ドッグの「アシモフ」くんは、優しく甘えん坊な性格の男の子です。普段から「モフ」や「モフちゃん」の愛称で呼ばれているため、本人も自分の名前をモフだと思っているのだそう。

　ある日、果物を冷蔵庫にしまったマシロさんは、テーブルの上にフルーツネットを置いたままその場を離れました。すると、それに気づいたアシモフくんによって、フルーツネットはビリビリバラバラと無残な姿に……。

「盛大に散らかしながら、夢中で楽しそうに破いていました。麺類みたいになっていたので、一瞬何を破いているのかわかりませんでした」

　マシロさんがこの状況に気づくと、何かを察したのか、アシモフくんはしょんぼり。フルーツネットをかじるのをやめ、マシロさんとの間に気まずい空気が流れました。

　マシロさんは、アシモフくんと離れる時間があったときは、戻ってきたときに「モフちゃーん」と言って頭を撫でているそう。しかし、このときは「私が『あーあ』という顔で目の前にしゃがんで撫でなかったので、『怒られるかも！』と察したようでした」といいます。

　いたずらをすることは珍しいというアシモフくん。今回のことについても、マシロさんは、アシモフくんの手が届く場所に置いてしまった自分が悪いのであって、いたずらをしたアシモフくんが悪いわけではないと、叱ることはしなかったそうです。幸い、誤飲もしていませんでした。

　怒られないとわかると、ホッとしたようにニッコリ笑顔が戻ったアシモフくん。これからも優しいマシロさんと一緒に、素敵な日々を送ることでしょう。

（Hint-Pot編集部）