カルチャー
「見た目が苦手」だった日本のソウルフード モロッコ人女性がおいしさにハマった味とは
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日本にはおいしい食べ物がたくさんあります。その味を求める外国人観光客は多いものの、自分の国でなじみのないものには抵抗感を抱くこともあるようです。モロッコからやってきた女性は、ある理由から日本のソウルフードになかなか挑戦できなかったそう。一度食べてからハマってしまったという日本の食べ物は、いったいなんだったのでしょうか。
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インド人の夫と日本で暮らすハリマさん 日本食が大好き
友人同士で同じ名前だというモロッコ人のハリマさん。黒いヒジャブを巻いたハリマさんは、インド人の夫とともに1年前から日本で暮らし始めたそう。日本人の親切心に魅了されているといいます。
「言葉が通じなくても交流しようとしてくれるし、本当に親切。とにかく助けてくれるし、どこに行っても安心感があるの」
そんなハリマさんは普段、夫のためにインド料理を作ることが多いそうですが、日本料理を食べることも。お寿司やラーメンなどを夫婦で一緒に楽しんでいるといいます。
なかでも、ハリマさんの一番のお気に入りはおにぎり。夫から「腹持ちがいいよ」とすすめられて食べるようになりましたが、それまでは「見た目が苦手」で手が伸びなかったそうです。
おにぎりは三角や丸など、形がさまざま。入れる具材も豊富で、シンプルなものだけでなく、近年ではボリューミーなごちそう系のおにぎりも人気です。日本人にとってはソウルフードですが、海外の人にとってはなじみのないものでもあります。
おにぎりに抵抗感があったハリマさんですが、一度食べてみるとそのおいしさにびっくり。「どこでも買えるし、とくに好きなのはシャケ」と、すっかりハマったようです。
自分好みにアレンジができるのもおにぎりの魅力。日本のおいしい食材を使って、これからもさまざまなおにぎりを楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)