どうぶつ
鯉のぼりを眺めるハスキーに2.6万“いいね” 小さい子どものような姿に「親子ですね」の声
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5月5日は子どもの日。各地では、鯉のぼりを掲揚するイベントが開催されています。大空を泳ぐコイの姿を見たいと思うのは、人間だけではないようです。X(ツイッター)では、まるで子どものように鯉のぼりを眺めるいぬに大きな反響が集まっています。飼い主のmaki☆laponsipon(@maki_laponsipon)さんに、詳しいお話を伺いました。
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景色を楽しむいぬ 体勢に目を奪われる人が続出
「巴波川の鯉のぼり」
そんなコメントが添えられた写真には、栃木県栃木市を流れる巴波川(うずまがわ)の川岸をつないで掲げられた、無数の鯉のぼりを眺めるいぬが写っています。
風に揺れる彩り豊かな鯉のぼりを見つめていますが、いぬがいるのは飼い主さんの背中の上。飼い主さんの肩に手を回してぴったりとくっついた、おんぶスタイルです。
この写真がXに投稿されると、2.6万件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「ちゃんと見てる、かしこかわいいイーヌ」「わんちゃんかわいい 赤ちゃんみたい」「ちゃんと背負われてるのがかわいい」「本当、親子ですね 素敵な“おふたり”です」など、ほっこりする声が寄せられています。
背中は心安らぐ場所 “姉妹”はそろっておんぶが大好き!
春の風物詩を楽しんでいたのは、シベリアンハスキーの女の子で9歳の「シリェーニ」ちゃん。小学生の頃からシベリアンハスキーとの暮らしを望んでいた飼い主さんにお迎えされ、温和でマイペースな性格に成長しました。素敵なお名前の由来は「友情」の花言葉を持つライラックのロシア語で、普段は「しーぽん」ちゃんの愛称で呼ばれています。
ある日、シリェーニちゃんは、巴波川に約1000匹の鯉のぼりが掲揚される「うずまの鯉のぼり」を見にお出かけしました。飼い主さんたちが景色を楽しんでいると、シリェーニちゃんも興味を示したそうです。
「夫婦で橋の欄干から鯉のぼりを見ていたら『私も見たい!』とおんぶを求めてきました。普段から“パパ”のおんぶが大好きで、お腹が痛いときや地震が起きたときもおんぶを求めます。背中は安全地帯の認識があるようです」
安心できる“パパ”の背中で、春風に舞う鯉のぼりをゆっくりと堪能したシリェーニちゃん。背中を降りると散歩を楽しんだそうです。このとき、ジャーマンシェパードで1歳の“妹”「暁」ちゃんも一緒に散歩を楽しんでいました。
おうちでの“姉妹”はほど良い距離感を保っていますが、暁ちゃんはシリェーニちゃんにもう少し甘えたい素振りを見せることも。ちなみに、暁ちゃんもおんぶが大好きで、背中に乗るとシッポをぶんぶんと振りながら喜ぶそうです。お互いに譲り合いながら、これからも“パパ”のおんぶを楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)