南北に長い日本は、地域によって気候や環境が異なり、その土地ならではの自然やアクティビティが楽しめるのも大きな魅力です。台湾からやってきた訪日リピーターのグループは、北海道でいくつも初めての体験ができたそう。台湾では珍しい味にも出合い、そのおいしさを満喫たといいます。いったい、どんな日本の味に出合えたのでしょうか。

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雪が降らない台湾から訪日　人生初のスキー体験

　台湾から、同じ職場で働く4人で日本にやってきたネオさんとモリスさん。全員が訪日経験者でネオさんは3回目、モリスさんは2回目だといいます。まずは、東京近郊を楽しみ、浅草、池袋、渋谷、市ケ谷にある東京大神宮や東京ディズニーシーを満喫したそう。

　そのあと、楽しみにしていたのが北海道です。台湾は平地で雪が降らないため、北海道のパウダースノーでスキーをすることが夢だという人もいるのだとか。東京で出会った2人ですが、後日、北海道を楽しんだ様子をたっぷりレポートしてくれました。

「天気も良く、一面の雪景色を見ることができました」とネオさん。たくさんの雪と、広がる銀世界に感動したようです。さらに、ネオさんとモリスさんは、北海道で生まれて初めてのスキーを体験。ウェアやスキー板はすべて現地でレンタルし、インストラクターからレッスンを受けたといいます。

　ただ、初スキーはとても難しかったそうで、ネオさんは「とてもじゃないけど、大成功とは言えません」と苦笑い。それでも、初めて雪の上を滑りながら観る、スキー場の景色を楽しんだようです。

広大な雪景色の中で乗馬も　台湾では珍しい北海道名産の味を堪能

　2人は北海道で、スキー以外の初体験も満喫。雪中乗馬体験のアクティビティがあり、「驚くことに馬とカウボーイがいて、雪山で乗馬をすることもできたんです。とても貴重な経験でした」と、馬上からの雪景色も楽しめたようです。

　北海道は、おいしい食べ物がたくさんあるのも魅力。実は東京で出会った際、北海道は乳牛が有名で、新鮮なミルクから作るジェラートやソフトクリームがおいしいと紹介していました。その言葉に、「そうなの？　甘いものが好きなので絶対試します！」と言っていたネオさん。「おすすめしてくれた、ソフトクリームを食べましたよ！」と、かなり感激した様子で報告してくれました。

「北海道は夕張メロンも、有名なんですよね？　ミルク味とのミックスを食べたのですが、すごくおいしかったです。それに、お菓子にもメロン味のものがありました。いろいろと食べてみたのですが、どれもとてもおいしかったです。台湾にはメロン味のものがあまりないので、僕らからすると、すごく珍しいんですよ」

　北海道の夕張メロンは、芳醇な香りと強い甘み、そしてオレンジ色の果肉が特徴。夕張市の名産品として人気で、フルーツとして楽しむだけでなく、北海道土産のフレーバーで数多くのお菓子にも使われています。

　初めての銀世界やスキー、台湾人には珍しいメロン味を堪能した2人。貴重な体験に、とても満足したようです。また日本へ来たときには、新しいことに挑戦してほしいですね。

（Hint-Pot編集部）