飼い主さんのおうちには総勢7匹のキジトラねこが

　まさかの“バスジャック”で注目を集めた3匹のキジトラねこは、全員男の子。浴槽のフチにいたのがスコティッシュフォールドの「がじゅまる」くん、中にいたのがアメリカンショートヘアの「はちべえ」くん、床で伸びていたのがスコティッシュフォールドの「ちゃちゃ丸」くんです。

　それぞれの素敵なお名前には、飼い主さんの願いや、たくさんの人の意見が取り入れられています。

「がじゅまるは、花言葉が『健康』の植物・ガジュマルが由来。先代ねこを早くに亡くし、『次にお迎えする子にはずっと健康でいてほしい』という願いを込めて名づけました。はちべえは、夫がなぜか『はちべえ』か『十兵衛』がいいと言い出し、フォロワーさんの多数決で決定しました。ちゃちゃ丸はがじゅまるの実の弟で、最後に“まる”がつく名前がいいと考えました」

　先代ねこを亡くし、ペットロスに陥っているときにがじゅまるくんと出合った飼い主さん。あまりのかわいさに、すぐにお迎えを決意したそう。はちべえくんとちゃちゃ丸くんは当初、お迎えする予定はなかったそうですが、配偶者さんからの提案で一緒に暮らすことになりました。

　飼い主さんのおうちには3匹のほかに4匹のキジトラねこが暮らしており、総勢7匹の大所帯。そのうち6匹は男の子ですが、争い事もなくみんな仲良しです。

愛猫による“バスジャック”は過去にも

　話題の写真が撮影されたのは、気温が高くとても暑い日でした。いつもは閉まっている浴室のドアが開いていることに気づいた3匹は、おもむろに中へ。どうやら、風通しが良く涼しい場所でくつろぎたかったようです。

「浴室も含め、普段は閉まっている部屋のドアが開いていると、ねこたちは中に入りたがります。この日も、浴室が開いているのが珍しく、気になったのかもしれません。写真を撮ったあと、しばらく待っていましたがまったく出ていく気配がなく、ほかのねこたちが入ってきても困ると思って強制的に退室させました」

　実は、飼い主さんは以前にも愛猫たちによる“バスジャック”にあったことがあるそう。今回と顔ぶれは違いましたが、そのときも3匹の“複数犯”でした。そんな愛おしい光景を、これからもたくさん見せてほしいですね。

○取材協力：はると（@tomeji1106）さん

（Hint-Pot編集部）