お風呂が苦手というねこは多く、浴室で試行錯誤する飼い主さんもいるでしょう。X（ツイッター）では、浴室で鬼の形相を見せたねこが大きな話題になっています。半年に1回のシャンプーの日、浴室の入り口に着くなり阿鼻叫喚。果たして、無事にシャンプーを終えることができたのでしょうか？　5.4万件もの“いいね”を集めた投稿について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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半年に1回のシャンプー　飼い主さんにしがみつき必死の抵抗

　愛猫を半年に1回はシャンプーをしているという飼い主さん。話題の一枚を撮影した日も、愛猫を抱きかかえて浴室に向かいました。すると、愛猫は入り口に着いたところで「お風呂に入れられる」と察知。飼い主さんにしがみついて、大声でわめき始めました。

　飼い主さんは、ホラー映画の主人公さながらの表情になった愛猫を撮影。「無理だ……浴室に入っただけなのに……」とため息混じりのコメントを添えてXに写真を投稿すると、あっという間に5.4万件もの“いいね”が殺到しました。

　リプライ（返信）には「いやぁぁぁ～っ!!!!　って声が聞こえてきそう　かわいい」「何かの映画のポスターにできそうなおかお　かわいい　そっと見させていただきまーす」「かわいすぎる　小さな恐竜のようですにゃ　お風呂は苦手だよね」など、迫力ある表情に驚く声が寄せられています。

子どもの頃から一貫してお風呂嫌いなひまりちゃん

　浴室で必死の抵抗を見せたのは、マンチカンの女の子で3歳の「ひまり」ちゃん。スコティッシュフォールドの男の子で3歳1か月の「むぎ」くんと一緒に、仲良く暮らしています。

　ひまりちゃんは、お風呂が大嫌い。飼い主さんがお風呂に入るときは浴室の外で出待ちしているそうですが、自分がお風呂に入るとなると話は別のようです。

「自分がお風呂に入るのは、断固拒否です。暴れまくり、すごい声でわめきまくり……。私の体をよじ登って、爪で引っかくなど、まさに地獄絵図です」

　ひまりちゃんが初めてお風呂に入ったのは、生後4か月ほど経った頃。そのときから現在に至るまで、ずっと苦手のようです。一方、むぎくんはまったく違う反応を見せるといいます。

「むぎは、お風呂もお水も大好きです。私がお風呂に入っていると『シャワーを出して』と要求し、シャワーの前を行ったり来たりして、ずぶ濡れになって満足しています」

　同じねこでも、好き嫌いはそれぞれ。今は苦手でも、ひまりちゃんがむぎくんのようにお風呂を好きになる日が来るかもしれませんね。

○取材協力：亀ぽま（@himaritomugi）さん

（Hint-Pot編集部）