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「母親は最も報われない仕事」 母の日に何もなかったと泣く女性に共感殺到【米】
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母親に感謝を伝える日である母の日。5月12日は、アメリカでも日本と同様、母の日でした。6人の子どもを育てているある母親は、TikTokに泣きながら動画を投稿。「人生のすべてを捧げた」子どもたちから何のねぎらいも受けず、ショックを受けたことを語り、さまざまな意見が寄せられています。
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「希望はあるわよ」 励ましの声も
「私は子どもたちに失望しています」
ひとりぼっちの車内で涙を流し、鼻をすすりながら語ったのは、ケルシー・メイフィールドさん。投稿のメッセージには「子どもが6人いて、(母の日の)カードは1枚もないけど大丈夫。自分で花を摘みに行きましょう」とあります。さらに、ハッシュタグには「#mothersday(母の日)」「#wompwomp(残念でした)」の文字が。
5月12日の母の日、ケイシーさんは6人の子どもたちから、なんの感謝もされることなく、スムージーを飲む気力すらも湧かなかったそう。そして、自身の半生を振り返ります。
ケイシーさんは、子育てに集中するため仕事を辞め、キャリアアップや個人的な成長もすべて諦めてきました。しかし、「自分の人生を諦めても、(子育ては)自分自身にできる最高の、最もやりがいのあることのように感じていた」といいます。
そんな自分にとって、母の日は努力が認められ、輝きを得られる日だと思っていましたが、子どもたちからは何もありませんでした。ケルシーさんは結局、この日はひとりで、公園で過ごすことに決めたそうです。
投稿には約30万件の“いいね”と、約1万2000件のコメントが寄せられました。とくに多かったのはケルシーさんに共感する声です。
「一日中泣いて過ごしました。夫は私に『母の日おめでとう』という言葉さえかけてくれなかったし、4人の子どもたちが私のために何かしてくれるように助けてもくれなかった」
「私の一人っ子は、母の日にまったく感謝してくれなかったわ。私は一日中寝室で、ひとりで座っていたの。ただ泣き寝入りしたわ」
「母の日に私に何かしてくれたのは、私の母だけでした。私たちが選ぶ道は難しい」
「母親は最も報われない仕事です。やりがいがあるのはわかるけど、多くの犠牲と時間を費やして、子どもたちが最高のものを手に入れられるようにしているのに、誰も私たちの面倒を見てくれない」
その一方で、ケルシーさんをいたわり、励ます声もありました。
「今日、感謝の気持ちを感じられないお母さんたちには本当に申し訳ない。私は母親ではないけれど、その傷は想像できない」
「私の上の息子は、自分のお金で私に初めてのプレゼントをくれた。彼は19歳。希望はあるわよ」
母の日なのに何もなかったと傷つく母親の声は、日本のSNSでも話題になることがあります。今年、母の日に感謝を伝えるのを忘れてしまった、照れくさくて言えなかった人は、今からでも「お母さん、ありがとう」のひと言を伝えてみては。きっとみんなが幸せな気持ちになるでしょう。
(Hint-Pot編集部)