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「革命すぎませんか!?」 読書でありがちなモヤモヤを解消する名案に8.6万“いいね”の反響
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「本にメモを挟むなら、しおりサイズ」 直感から生まれた名案
画期的なライフハックを投稿したのは、「読書好きとSNSでつながりたい」と1か月ほど前にXのアカウントを作ったanさんです。自身が読んだ本の記録だけでなく、パーソナリティが伝わる投稿をしようと考えたとき、自作のしおりが「珍しいのでは」と思い撮影しました。
登場人物が多いと、読んでいる途中で誰が誰だかわからなくなるケースは多いでしょう。anさんも以前は、冒頭の人物紹介をたびたび確認しながら読んでいたそう。確認しやすくするため、人物紹介ページに付箋を貼るほか、スマートフォンでページを撮影するなど工夫を凝らしていました。ただ、それらの方法だと集中が途切れてしまい、物語に没入できません。
anさんは登場人物のメモを作ることを考え、直感的に「本にメモを挟むなら、しおりサイズにするのが良いな」と思ったのだとか。そうして半年ほど前から、特別登場人物が多い作品ではしおりを自作するようになったといいます。
制作のコツについてツリーで「その辺の封筒がしおりと同等の強度で使い心地良いです。(貧乏人ハック)」と、ウィットを感じさせるコメントも。ほかの投稿ではリンゴ箱を使っての本棚の自作など、プチプラでもセンスの良いアイデアが豊富なようです。
そんなanさんは、国内外を問わず読者への挑戦状付きのミステリーが好きなのだとか。「頑張って考えるほど、解決パートを読む感動はひとしおです。なるべく隅々まで理解しながら読みたいと思うのも、しおりを作った原動力のひとつかもしれません」と、大きな話題を呼んだライフハックが生まれた理由を推測。
今回の大反響については、なにげなく投稿した写真が多くの人に届いたことに驚きを感じているそう。さらに「身の回りに読書が趣味という人がほとんどおらず、本を読むのが好きな人がこんなにたくさんいるのかと思い、うれしかったです」と話します。
アイデアを共有して、多くの「読書好きとSNSでつながりたい」を実現したanさん。これからも、胸が高鳴る謎解きとたくさんの本好きさんたちとの出会いが楽しめそうですね。
(Hint-Pot編集部)