カルチャー
オランダ人が興奮した初めての日本の食文化体験 「とてもおいしかった」と満足したものとは
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多くの訪日外国人を魅了する、日本の多彩な食文化。近年では、漫画やアニメなどを通して、ますます日本の食について関心が高まっているようです。オランダからやってきたカップルは、世界的に注目度が急上昇している食べ物を初めて体験しました。「とてもおいしかった」ものとはなんだったのでしょうか。
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日本の印象は到着直後から滞在を経て変化
オランダから初めて日本を訪れ、約7週間の滞在を予定しているというピーターさんとルイーザさん。東京、京都、広島、福岡、阿蘇などをめぐる予定です。
すでに、東京と京都で3週間を過ごしたふたり。日本の印象はというと、到着当初こそ「せわしない」と感じたそう。しかし、時が経つにつれて、日本に対する印象は変わってきたといいます。
「ヨーロッパやアメリカとは何もかもが違う。すごく効率化されていて、静かで、穏やかだなと思います」とピーターさん。ルイーザさんも「日本はみんながお互いにリスペクトしていると感じます」と大きくうなずきました。
すっかり国際的にも認知されている「Bento」を初体験
また、弾けるような笑顔を見せながら、ルイーザさんは「日本はとくに食事がおいしいです!」と付け加えました。外国人観光客に大人気のラーメンを味わうなど、日本での食事を満喫しているふたり。なかでも思い出深いのは、海外で人気が急上昇している日本の「お弁当」でした。
「昨日、駅で買って、初めて“ベントーボックス”を食べました! とてもおいしかったです」
欧米のお弁当は、手軽なサンドイッチやフルーツなどを紙袋に入れて持っていくのがよくあるスタイル。多品目ではなく、栄養に偏りがあることが少なくありません。
一方、日本のお弁当は、弁当箱に主菜や副菜、ごはん、デザートなどが詰め合わせになっているのが一般的です。彩り豊かで、栄養バランスに優れた日本のお弁当は、いまや日本を代表する食文化のひとつ。日本のアニメなどがきっかけで、世界から注目されるようになり、海外でもそのまま「Bento」と呼ばれていわれています。
初めて本場のお弁当を食べたふたり。残る滞在期間でも新たな日本文化にトライしてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)