どうぶつ
道路の真ん中で動かなくなった柴犬 無事“回収”される姿に1.3万人ほっこり 「ニカッて笑ってる」
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十兵衛くんの“帰宅拒否”は日常茶飯事
注目を集めたのは、7月で3歳になる柴犬の男の子「十兵衛」くんです。かっこいいお名前は、大河ドラマの主人公に取り上げられた明智光秀、通称「明智十兵衛」に由来。また、7月3日生まれということで「7+3=10」になることから、十の字を選んだのもこだわりです。
話題の写真が撮影されたのは、夕方の散歩の帰りでした。飼い主さんは十兵衛くんと“ふたり”で散歩に出ていましたが、動かなくなってしまったため息子さんに助けを求めたそう。
というのも、十兵衛くんの体重はなんと11キロ。抱っこして帰るのは厳しいと判断し、すぐにヘルプ要請をしました。
「息子が迎えに来て、十兵衛は立ち上がりましたが、歩こうとはせず脇に抱えられることに……。帰宅後は、私のスリッパを追いかけて噛みまくっていましたね。もうちょっと外にいたかったという、イライラもあったかもしれません」
息子さんのおかげで、無事に帰宅できた飼い主さんと十兵衛くん。十兵衛くんが“帰宅拒否”をすることは、よくあるのでしょうか?
「2歳半を過ぎた頃から増え始めました。決まって夕方散歩の帰り、自宅が近くなると道路に座り込みます。道行く人に見られても気にせず、たまに横になってしまうこともあります。道行く方が『あら~今日も帰らないの~』と声をかけてくることもあります」
飼い主さんが大好き 必ずそばにいる甘えん坊の十兵衛くん
実は、ずっと柴犬をお迎えしたいと思っていた飼い主さん。十兵衛くんをお迎えした時期には、きちんとした理由がありました。
「息子が散歩に連れて行けるくらい成長した、中学校入学のタイミングにできればと以前から考えていて、その年の夏にお迎えしました」
現在、高校1年生になった息子さん。いざというときに頼りになり、まさに最高のタイミングでのお迎えです。そんな息子さんに似たのか、十兵衛くんは穏やかでおとなしく、ほかのいぬたちとも仲良くできる優しい性格に育ちました。
飼い主さんは話題の写真について、予想外の大反響を呼んだことに驚いているようです。
「十兵衛の表情や姿がかわいいと、たくさんのご感想をいただきました。セカンドバッグみたいな持ち方だという方もいました。息子の十兵衛の持ち方が雑だったので、ちゃんとおしりを支えてあげるように注意しました。本当に多くの方々に十兵衛を見ていただき、うれしく思います」
十兵衛くんがすんなり帰宅する日は来るのでしょうか。息子さんとのやりとりや、これからの成長が楽しみですね。
○取材協力:☆ma-coach☆(@taomama_0926)さん
(Hint-Pot編集部)