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生焼け肉で食中毒に バーベキュー時に気をつけたいポイント 農水省が注意喚起
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夏季はバーベキューを楽しむ人が増える季節。外側から見るとしっかり焼けているように見えても、中まで火が通っておらず生焼けの状態の場合があります。そのまま食べてしまうと、食中毒になるおそれが。農林水産省は公式X(ツイッター)アカウント(@MAFF_JAPAN)で、生焼けの肉で起こる食中毒について注意喚起しています。
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バーベキューではトングと箸の使い分けが大切
バーベキューに欠かせない肉やホルモン(内臓)には、食中毒の原因となる腸管出血性大腸菌やサルモネラ、カンピロバクターなどの細菌が付着しています。これらは新鮮かどうかに関係なく、少量でも食中毒を起こす可能性があります。
多くの細菌などは加熱することで死滅するので、中までしっかりと火を通すことが大切です。また、生焼けに注意していても、調理器具などを介して細菌が口に入る場合があるので注意しましょう。農林水産省は、Xで次のように呼びかけています。
【バーベキューで肉を食べるときに注意したいこと】
・中心部までよく加熱すること
・焼くときと食べるときで、トングと箸の使い分けをすること
この投稿の引用リポストには、「生肉に触れたトングとかを使い回さないやつ、家庭内の自炊でも大事よね。感染性腸炎はつらいぞ……」「焼き肉愛好家としてこれは訴え続けていきたい」「鶏肉を焼き始めたそのトングで、焼けた肉を取り分けるのやめてもろて」などの声も寄せられています。
消費者庁が全国の消費者を対象に、バーベキューに関する意識・行動のアンケートを行ったところ、約24%が「普段あまり調理をしないが、バーベキューの際は調理を担当する」と回答。普段調理をしている人と比較して、衛生的に気をつけることが少ない傾向もみられます。バーベキュー時はしっかりと中まで火が通っているか、口にする前に毎回しっかりと確認しましょう。
また、同調査では「調理の直前までの冷蔵などに気をつけている人」が53.9%と半数程度に。しっかりと冷蔵しないと細菌が増殖しやすいため、管理にも気をつけましょう。安心安全にバーベキューを楽しみたいですね。
(Hint-Pot編集部)