どうぶつ
子いぬが服を着て脱力 独特な体勢で抵抗する姿にほっこり 「『どうしてこうなった!?』感がすごく出てる」
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初めて洋服を着た半蔵くん 脱ぎたくて床にスリスリ
コーギーの「半蔵」くんは、7月で7歳になる男の子です。古風な名前が好きな飼い主さんは、名づけをする際、「銀次郎」などほかの名前も考えました。しかし、文字数が多いと省略した呼び方になってしまうことを懸念し、簡単に呼べる半蔵という名を授けることに。飼い主さんの願い通り、友人や家族は半蔵くんを省略することなくそのまま呼んでくれます。
話題になった写真が撮影されたのは、半蔵くんがまだ生後3か月のパピー期だった頃。ワクチンが終わったばかりで、これから散歩デビューを控えている時期でした。
「汚れないためもありますし、病気や手術のときなどにも必要になるので、洋服を平気で着られる子に育てたかったんです。そのため、この日初めて挑戦させました!」
初めての感覚に戸惑ってしまった半蔵くん。様子を見守っていると、自然と写真のような姿になっていたそうです。
「たぶん、堅苦しい! 何かされた! きつい! など、嫌な気持ちだったのだと思います。でも、飼い主的にはかわいかったこともあり、初めての記念でもあったのでパシャリと撮りました!」
このあともしばらく動けずにいた半蔵くん。おすわりした状態で撮りたかった飼い主さんは、半蔵くんを抱えて起こしてみました。ところが、すぐに床にスリスリし、どうやったら服を脱げるのかチャレンジをしてしまい、まともに座ってはくれなかったのだとか。
半蔵くんが着る服はすべて飼い主さんの手作り
実は、半蔵くんが着ているグレーのパーカーは、飼い主さんの手作りです。飼い主さんがコーギーを迎えるのは、半蔵くんで3代目。先住犬と暮らしていたときから、コーギーの体格に合う服がないと思っていたそう。
既製品だと足に引っかかって危なかったり、着丈が短くなってしまったりといった理由から、洋服を手作りするようになりました。そのため、半蔵くんが着ている服は、すべて飼い主さんの手作りです。
「脱げないようにぴったりで、丈も短くないのに動きやすい服がこだわりです。半蔵は草アレルギーがあるので、足が短いコーギーには珍しい、袖ありシャツも作っています」
着やすいのに、デザインが素敵な飼い主さんお手製の服は、口コミから伝わり、小規模ながら販売もしているそう。今のところウェブサイトなどでの販売は行っていませんが、半蔵くんが着こなすおしゃれな洋服の数々は見ているだけで楽しくなります。
また、飼い主さんは半蔵くんと暮らすようになってからは洋服だけでなく、いぬへの癒やしケアにも力を入れているそう。いぬ向けの、フラワーレメディといわれる自然療法を学び、現在はセラピストとして「わんちゃんと飼い主さんの心のケア」を行っています。
服を嫌がっていた半蔵くんが、現在ではニコニコして着てくれるのは、飼い主さんのケアがあってこそ。これからも末永く、元気に過ごしてくださいね。
○取材協力:半蔵 うめだ あい(@hanzo_umegu)さん
(Hint-Pot編集部)