術後、傷口を保護するためにケアウェアを着せられたいぬ。二足立ちで窓の外を眺める姿は、まるでパジャマを来た小さな子どものようです。X（ツイッター）で11万人を釘づけにした投稿について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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人間の子どもにしか見えないいぬが話題

「術後の経過報告。傷を守るために服を着せているのだけれどパジャマを着た子どもがうろうろしているみたいになっている」

　そんなメッセージが添えられた写真には、かわいらしい恐竜柄の術後服を着たいぬが写っています。後ろ足で二足立ちし、出窓に前足を突いて外を眺める姿は、小さな子どもそのものです。

　この写真がX（ツイッター）で公開されると、11万件もの“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「すごい!!　着こなしている」「着ぐるみを着た子どもがおるみたい笑笑」「中に人が入ってそうですね」「人に見えました！　ん？　あれ？　ってなりました。かわいい」など、思わず目を奪われる人が続出しています。

術後服を拒否したココアくん　着てもらうために飼い主さんがしたこととは？

　注目を集めたのは、12月に5歳を迎えるバーニーズマウンテンドッグの男の子「ココア」くん。同じくバーニーズマウンテンドッグの女の子で2歳の「エマ」ちゃんと仲良く暮らしています。

　この写真が撮影される1週間前、ココアくんは、かねてより決まっていた右膝の手術を受けました。傷口を舐めてしまわないように術後服を着せられると、最初は嫌がっていましたが、飼い主さんに「めっちゃ似合っている！」「こんなにおしゃれないぬはいない！」などとたくさん褒めてもらったそう。すると、だんだんとまんざらでもない様子になっていったといいます。

　窓の外を眺めるココアくんは、試練を乗り越えたヒーローのようにも見えますね。このとき、何を見ていたのでしょうか？

「ココアは、この出窓から外を見るのが大好きです。とくに何かを見つめているわけではありません。外の匂いを嗅ぐなどしているのかなと……。真冬でも『窓を開けろ』とおねだりするので、困ることもあります」

　幸い、手術はごく簡易的なもので経過も良好。飼い主さんはこのあとの投稿で「深刻なことにはならずにホッとしました」と、その心境を明かしています。きっと近いうちにまた、元気に走り回る姿を披露してくれることでしょう。

○取材協力：ここあ（@coco_bmd）さん

（Hint-Pot編集部）