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「日本人が当たり前にできていることに驚いた」 アメリカ人が初訪日で感じた母国との違いとは
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時間の正確さや利便性の高さなど、訪れる外国人観光客を驚かせる日本の公共交通機関。アメリカからやってきた男性2人組も、日本である乗り物を利用し、母国との大きな違いにとても驚いていました。いったい、何に乗ってどんなことを感じたのでしょうか。
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「ずっと憧れていた」日本で体験した公共交通機関の快適さ
初めて日本にやってきたという、アメリカ人のジョンさんとウェスさん。ふたりは大学時代からの親友同士で、「日本にずっと憧れていた」といいます。2週間の滞在で、東京や大阪、京都、広島をめぐる予定です。
ふたりが日本へ来てまず感動したのは、新幹線でした。あまりにもスムーズに来るため、乗ったときに停車時間を計ってみたそう。すると、ホームに停車していた時間は2分弱。「いくつかの駅で試してみたんだけど、2分も停まっていなかったんだよ」と驚きを隠せません。
新幹線の停車時間は駅や列車タイプによって異なりますが、わずかな時間で降りる人と乗る人がいて、すべての安全を確認してから発車します。定時で新幹線を発車させることができるのは「本当にすごいことだと思う」と、ジョンさんは感激したそう。
「鉄道会社もすごいんだけど、日本人の乗客に注目したよ。新幹線に乗り降りする日本人乗客をよく見てみると、彼らはホームに引かれたラインに沿って、きちんと列に並んでいるし、もたもたしたり、駆け込み乗車をしたりする人もいなかったんだ。鉄道会社と日本の国民性、どちらも素晴らしいから、正確に発車させることができるんだなと感じたよ」
時間に正確な一方で、ホームでは電車に乗り遅れる人や、車内では降りそびれる人の姿を見かけることも。「あんな短時間しか停車しないんだから、乗るときも降りるときも、遅れないためには、きちんと準備をしていないといけないよね」とウェスさんはいいます。
「みんな、自分が降りる駅が近づいてくると、粛々と降りる準備を始めるよね? 日本人はそれが当たり前にできていることに驚いたよ。だってアメリカでは電車はのんびり停まっているからさ、乗り遅れることはあっても、降りそびれることはないんだよ(笑)」
初めての日本旅行で、正確で快適な公共交通機関を体験したふたり。「この便利さを味わってしまったら、もうアメリカで電車に乗るのが苦になりそう……(笑)」と頭を抱えていました。
(Hint-Pot編集部)