耳をピンと立てたり、下に下げたり、いぬにとって耳は気持ちを表すサインです。今回ご紹介するのは、飼い主さんの動きに反応して耳をパタパタと動かすトイプードル。かわいすぎる動きが、X（ツイッター）で4万“いいね”を集めて話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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自由自在に耳を操るトイプードル

「おみみの動き好き」

　そんなひと言が添えられた動画には、こちらを見上げる愛らしいトイプードルが映っています。何かを追うようにふわふわの頭を上下させると、耳も同じように反応して閉じたり開いたり。まるで、小さな耳が意思を持ってパタパタと動いているかのようです。

　この動画がXに投稿されると、4万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「折りたたみ式!?」「翼開きまーす、閉じまーす」「パタパタパターン！　おみみが自由自在なの……かわいいがすぎる」「こんなにおみみが動くの初めて見ました」「ピョコン　パタン　かわいい」「ガルウィングみたいやね」など、さまざまな声が寄せられています。

秘訣は飼い主さんこだわりの耳のカット

　話題になったのは、トイプードルで3歳の「ハチミツ」くん。箱ティッシュのフタを器用に開けるという特技を持つ、甘えん坊の男の子です。

　動画は、飼い主さんたちが食事の準備をしているときに撮影されたもの。ハチミツくんはこのとき、キッチンのど真ん中に座り、自分のごはんが運ばれるのを待っていました。

　耳が動いていたのは、忙しくキッチンを出入りする家族の動きに反応していたため。器用に耳を動かして、家族の様子を懸命に読み取ろうとしているようです。

「食べ物が運ばれていって、みんながキッチンからいなくなると自分も撤収。その足で、運ばれた自分のごはんを食べにいきました」

　ハチミツくんの耳がよく動く秘訣は、飼い主さんこだわりのカットにあります。トイプードルといえば、丸くカットした顔とボリューム感のある耳が特徴の「テディベアカット」が定番。

　しかし、ハチミツくんの耳は被毛をできるだけ薄くカットした軽いスタイルです。この動画が撮影された日も、トリミングしてまだ数日だったためとても軽かったのだそう。

「ここ1年はずっとこの『ペラペラおみみ』です。主の趣味です」

　飼い主さんを、視線だけでなく耳でもしっかりと追いかけていたハチミツくん。これからも家族と一緒に、ハッピーな時間を過ごしてほしいですね。

○取材協力：ハチミツ（トイプー）（@ha_cchi_mi）さん

（Hint-Pot編集部）