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子どもが欲しいと思わなくなった小学校教員 藤本美貴さんの的確アドバイスに称賛の声「ポジティブでフェア」
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未婚率が増加し、子どもを欲しいと思っている男女が減少しているといわれています。視聴者のお悩みに答える「ミキティ人生相談」が自身のYouTubeチャンネル「ハロー!ミキティチャンネル」で人気コンテンツになっている、タレントの藤本美貴さん。今回は、子どもに関する悩みに答えました。そのなかで、子どもが欲しいと思わなくなってしまったという小学校教員からの悩みに答え、注目を集めています。
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親に気を使う子どもを数多く見てきた教員
「子ども編」と題して、育児の悩みに答えた藤本さん。ママたちからの相談が続くなか、最後に小学校教員の30代後半女性からも悩みが寄せられました。
「子どもと毎日のように接し、多くの家庭を垣間見る教員という仕事をしていると、家庭を持ちたいとか子どもが欲しいとか、全然思わなくなりました」というその女性。そう思うようになったのは、親に気を使って生きている子どもたちを数多く見てきたからだといいます。
朝早くから夜遅くまで学校や部活動、習い事、塾に行き、ヘロヘロになっても「休みたい」と言えない子や、体調不良でも「とりあえず学校に行って」と言われて家を追い出される子、早退させようとしても連絡を拒否する子など、必死で親に忖度する子がたくさんいるそうです。
そして、女性は「10年くらいしか生きていない子どもが、親に気を使う健気な姿を見るのはけっこうしんどいし、命を生み育てる責任の重さを感じてしまいます」と、子どもが欲しいと思わなくなった理由を説明。
さらに、「お子さんたちが親に気を使っているな、無理しているなと思うことはありますか? また、お子さんの体調不良の変化に早めに気づき、自分の気持ちを溜め込まないようにするために工夫していることなどはありますか?」と、藤本さん流の子育て術について質問しました。
子どもが気を使うことは「社会に出る練習」
藤本さんは「先生だから学校での一面を見ているけれど、でも学校での一面しか見ていないというのはあるよね」と、女性の意見に対し、親目線の考えを述べます。
たとえば「とりあえず学校に行って」というのは、子どもは朝学校に行きたくなくて、嘘をつくことがあります。それを続けた子どもが、逃げるのが癖になると嫌だから、藤本さんはまず「行っておいで」と言っているそう。また、子どもが親に気を使うことについても、多少は大切なことで「社会に出る練習。学校とか家庭もそうだし」と、持論を展開しました。
そして、普段から自身の子どもたちとたくさん会話をし、声のトーンの違いなどで変化に気づけるようにしているという藤本さん。「子どもの気持ちは汲み取るようにしているけれど、子どものわがままにはあまりつきあわないようにしてる」と、子どもたちと接するうえで気をつけていることも、具体的に語りました。
最後に、「先生は本当に大変だと思う。だって本当にいろいろな親と関わらなきゃいけないし、親は自分の子どものことしか考えていないじゃん。その親が1クラス30人、40人いて、そんななか先生やっていると平等にしなきゃいけないとか、いろいろ思うと大変だろうなと思うけど自分の子どもってなるとまた違ったり、親の気持ちがわかって、あのときのあの親の気持ちこうだったんだなってもしかしたらわかったりするかもしれないから、ぜひ怯えないで先生の幸せも育んでほしいなと思います」と、エールを送っています。
今回も的を射た回答を披露した藤本さんに対し、動画のコメント欄には「ミキティ今回もすごく的確なアドバイスすごいです」「ミキティのアドバイスって、誰を非難するでもなく、ポジティブでフェア。すごい!」「今3歳児育ててるけど、5年後10年後もこの動画残っててほしい」など、称賛の声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)