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収入が少なければ家事を多く分担するべき? 藤本美貴さんの回答に共感の声続出

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

今回も寄せられたお悩みにズバッと回答した藤本美貴さん(画像はスクリーンショット)
今回も寄せられたお悩みにズバッと回答した藤本美貴さん(画像はスクリーンショット)

 YouTubeチャンネル視聴者のお悩みに答える「ミキティ人生相談」が話題になっている、タレントの藤本美貴さん。今回も多くの相談が寄せられるなか、家庭内での“収入と家事の分担”について、収入が少なければ家事を多く負担するべきなのか? というお悩みが。モヤモヤしがちなテーマに、藤本さんがズバッと言ったアドバイスに共感が集まっています。

 ◇ ◇ ◇

平等じゃなくていい 「家族はワンチーム」

 相談者は、交際中の彼氏と結婚を考えている20代女性。「結婚したらお金や家事などはすべて折半にしたいと思っているものの、彼よりも給料が低いので家事は多めにしたほうがいいのかなと考えてしまいます。低収入を引け目に感じて、何かで償わなければ平等ではないのでは? とモヤモヤしてしまいます」と、彼との将来を考えるからこその懸念を明かしました。

 結婚前も結婚してからも、ついて回りがちな夫婦の“収入と家事の分担”問題ですが、開口一番「そもそも平等を考えるのをやめましょうって思う」ときっぱり言い放った藤本さん。

「お金の量と家事の量はイコールではない。家族はワンチームだから、やれることをお互いがやればいい」

 夫婦の収入に関しては「お互いの稼いだお金が『家のお金』になると考える」タイプだと話し、「じゃないとけんかになったときに『俺のほうが稼いでいるのに』ってなっちゃう。それって悲しくないですか? ……奴隷契約みたい」と表現。「みんな『誰のお金はどっちのお金?』とか言っているけど、どっちも家のお金でしょ? って思うよね。だから、大きい買い物するときは家のお金から出すわけだから『これ買おうと思うんだ』ってお互いに言う」と、自身の家庭ではどうしているのかを明かします。

 家事分担に関しても、「それぞれできることも違うし、働いている時間も違う。いろんな家庭環境があるなかで『全部折半なんだから労力も折半でしょ?』は違う。臨機応変に、そのときそのときでやったらいい。私は、ルールを決めるとそこからけんかの始まりになると思うから……。必然的に、どっちかがちょっと家事多めになることはあるけど『それでも、良くない?』って思う」と、あえてルールや分担を決めないスタンスだそう。

 さらに「私は(お互いの収入について)話し合ったほうがいいと思う。じゃないと計算ができない。貯金したいとか、生活費これくらいに収めようとか思うんだったら、お互いの持っているお金(の情報)は出さないと。彼氏も自分より収入が低いっていうのをわかったうえで、それでも結婚しようって言ってくれているんなら、『じゃあお前が家事な』って考え方では絶対ないと思う。そんな人だったらもう別れちゃえばいい」と言い放ちます。

 そして、相談者の気持ちを汲み、「自分で(収入が少ないから家事をしようと)思って、勝手にする分にはいいと思うの。でも、『お前は俺より収入少ないんだから、俺よりいっぱい家事やれよ』と言われる筋合いはないし、『私、収入少ないから家事多めにやるね』って言う必要もないんじゃないかな。自分の罪悪感がそれでちょっとでもなくなるんだったら、できる範囲のことを勝手にやればいい」とアドバイスしました。

 今回もズバッと回答する藤本さんに「素敵な回答!」「的確な答えでスカッとします!」という声がたくさん上がっています。また、相談者に向けて「完全に平等は、できないのではないかな? できないことをお互いに補ってひとつになるのが家族」「低収入だから家事多め……私も結婚した当時そう考えていて、苦しくてつらくなってしまいました。収入よりも、相手の人柄で結婚するならきっと大丈夫!」と、結婚生活の先輩たちからも応援コメントが集まっていました。

(Hint-Pot編集部)