3児の母親として、子育てに奮闘中のタレント・藤本美貴さん。自身のYouTubeチャンネル「ハロー！ミキティ」では、悩みを抱える視聴者の相談に乗る「ミキティ人生相談」が大人気です。今回は、2人目の妊活をめぐって意見がすれ違う30代夫婦に寄り添いました。

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「一生懸命、向き合いすぎているんですね」

　大人気企画「ミキティ人生相談」の第2回公開収録を行った藤本美貴さん。会場には、3組の相談者が登場し、藤本さんから真剣アドバイスを受けました。

　2組目の相談者は、32歳の夫と31歳の妻。ふたりには1歳半の男の子がいて、妻は「2人目を考え始めた」が、夫は「育児の大変さを理由に2人目には乗り気ではない」とのことで、妻から「どうしたら、2人目を前向きに考えてくれるようになるでしょうか」との相談です。

　藤本さんから「なぜ、2人目は『まだだな』って（思うんですか？）」と聞かれた夫は「今、1人目が1歳半くらいで手がかかってるんですけど、今、2人目は大変かな、みたいな感じで」と説明します。

　その回答に藤本さんが「いつだったらいいんですか」と問いかけると、夫は「トイトレ（トイレトレーニング）が終わったくらい」と答えました。すると、藤本さんは「いつかは終わるんだから。そんな一生懸命やるもんじゃない。大丈夫」と励まします。

　隣で聞いていた妻はなるべく早く妊活を始めたい理由を明かし、共感する藤本さん。自身の経験談も交えて、一緒に夫を説得しようとしますが……。

　夫は、出勤前に洗濯や朝食の用意をして、帰宅後に子どもをお風呂に入れるなど、日々の様子を説明。「けっこう、もうキャパがいっぱい。ここでもう1人が考えられない」と悩みを打ち明けます。

　妊活のことや自身の体験を踏まえて、藤本さんは「（2人目が産まれても）洗濯物はちょっと増えるだけですよ。どうですか？（笑）　ごはんを食べると言ってもちょっとですよ。みそ汁と米があれば、お腹は満たされますし。離乳食も売ってますし。どうでしょう？」と語りかけます。

　夫は「前向きに」と返答するのがやっと。妻は「いろいろやってくれるから大変さが逆に身にしみちゃって……」とフォローします。藤本さんも「すごいやってくれてると思う」「一生懸命向き合いすぎているんですね」「いいパパですね」と、夫の気持ちにも寄り添いました。

　育児のゴールが見えないという夫に対して、藤本さんは「私もゴールを探しているんですけど全然なくて……。死ぬときに『ああ良かったな』って思えたときがゴールなのかな。もうちょっと手前にゴールを持つのであれば、子どもが就職したとき、無事にひとりの力で生きていけるんだなっていうのが一段階のゴールなのかなって思っています」とアドバイスしました。

　この動画に対しては、「子ども1人と2人の大変さは全然ちがう！　1人目でキャパオーバーと思うならやめといたほうがいいと思います」「2人目はもう少し子どもの年齢差をあけてからでもいいと思う。適当でも子は育つので、大丈夫」などの声が寄せられています。

（Hint-Pot編集部）