乳幼児を連れての旅行中、粉ミルクを作るためのお湯の確保に苦労した経験を持つ人も多いでしょう。ホテルのブッフェでの“子連れファースト”なサービスがネット上で話題を呼んでいます。投稿者の女性に話を聞きました。

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ホテルのブッフェスペースで、常温のまま与えられる液体のミルク缶が山積みに

「宮古島Hiltonきてるんだけどブッフェで液体ミルクが置いてある　こんなの初めて見た　感動of感動！」

　先月29日、SNS上に投稿された動画には、ホテルのブッフェコーナーに常温のまま与えられる液体のミルク缶が山積みとなっている様子が収められています。投稿には「え、ありがたすぎる」「これは相当ありがたい！！」「赤ちゃんウェルカムって感じでいいですね」「これはステキなサービス」「いい時代になったよ」と感激する声が多数寄せられています。

　投稿者は1歳3か月の娘を育てるうさびった（@usavitta）さん。梅雨明けのタイミングを狙い、海外よりも海がきれいな宮古島を訪れた際、リゾートホテル「ヒルトン沖縄宮古島」でこのサービスに遭遇したといいます。

「新しくできたヒルトン宮古島にずっと宿泊したいと考えておりました。到着後、昼食時のブッフェのドリンクコーナーに液体ミルクが置いてあることを見つけ驚きました。液体ミルクの提供は子育てするママパパの負担が軽くなる画期的なサービスだと思い、シェアいたしました」

　液体ミルクはとても便利な反面、粉ミルクよりも重く、離乳食と合わせると移動時の負担も大きい商品。ホテルで手に入る液体ミルクは子育て世帯にとってとても助かるサービスだと口にします。

「共働きが主流となるなかで、育休中の家族旅行は個人的に貴重な家族時間となると思いますし、精神的、体力的ハードルも下がるこのようなホテルサービスはとても温かくてすてきだと感じました。反響もとても温かいコメントばかりで、『自分たちの子育て時代にもあればなぁ』など、乳幼児期の育児を終えた方々からもお声がけいただきました」と投稿者。「飛行機やホテルでも静かにしなければならない緊張感があるなど、子育て世代の旅行は孤独も感じがちです。液体ミルクが使いやすくなったのもここ最近のことなので、このようなサービスが社会全体で広がれば良いなと感じます」と話しています。

（Hint-Pot編集部／クロスメディアチーム）