生まれたばかりの息子を連れて近所のラーメン店に出かけた親子。テーブルの上のプレートには「パパ・ママへ　お気軽にお申し付け下さい」との呼びかけがあり赤ちゃんへの優しさがにじみ出ています。当時の様子をXに投稿したしゃく（@shakunone）さんに詳細を聞きました。

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こんなお店が増えたら子育てしやすくなる

　この写真を撮影したのは今月18日の午前11時30分ごろ。岡山県津山市の塩元帥津山店とのことです。笏本（しゃくもと）縫製の3代目しゃくさんはこの日、妻と5か月の息子を連れて来店。いつも行っているお店ですが、今回は出産してから初めての外食でした。

　そして発見した「パパ・ママへ」のプレート。そこには箇条書きで「お子様がこぼした物はお気になさらずにお帰り下さい」「お子様がぐずった時は店長が面倒見ます」などと親子連れにはうれしいメッセージが。

「優しいなと思いました。まだ息子はラーメンを食べられる年齢ではないですが、こういった気遣いのおかげで悩まずに入店することができました」としゃくさん。店主は男性でバリバリの元保育士。いつも本当に「ぐずったら呼んでくださいね」と話しかけてくれるそうです。店内のインテリアはジブリの小物で統一しているというから子どもたちにも人気なのでしょう。

　この日注文したのは天然塩ラーメンを2つ。「ラーメンはおいしくて大好きです」としゃくさん。5か月になった息子の成長ぶりについては「すくすくと育っていて元気いっぱいです」と目を細めました。

　今回の投稿には「こんなお店が増えたら子育てしやすくなるでしょうね」「世のパパ・ママにとってどれだけ心強いか」「子連れラーメンを許してくれるお店はめっちゃ助かる」「迷惑をかけまいとして、肩身を狭くしてそそくさと食べなくてもいい配慮が、すごくすてきです」など18万件の“いいね”が集まっています。しゃくさんは「こういった投稿をきっかけに優しいラーメン屋さんにさらに人気が出たらいいなと思います。行列で入れなくなるのは寂しいですが、地元にある店が繁盛しているのを見るのはうれしいです」と反響を喜んでいます。

　外出の際、子ども連れだと何かと遠慮してしまいがちですが、こんなお店が増えると優しい社会になりそうですね。

縫製オリジナルブランド「SHAKUNONE」笏本

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（Hint-Pot編集部／クロスメディアチーム）