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「こんな漢字あるのか」「どう見ても一反木綿」 中学生が投稿した実在の難読漢字が話題
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身近な存在でありながらも、奥が深い漢字の世界。「#既存漢字グランプリ」というハッシュタグで現役中学生が紹介した難読漢字が、「これなんて読むの?」「一反木綿みたい……」とSNS上で大きな話題を呼んでいます。世にも奇妙な実在の漢字について、投稿者に話を聞きました。
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「エイ」または「フン」と読むも、意味や成り立ちについては解明されていない謎の漢字
先月30日、SNS上に投稿された画像には、直線と曲線が混ざりあった奇妙な形の漢字が収められています。投稿は1.2万のリポスト、7.4万の“いいね”を集めるなど話題に。「なにこの漢字 初めて知りました」「こんな漢字あるのか……! 一反木綿かおばけにしか見えない」「どう見ても一旦木綿」「これがホントの『文字化け』」「ロゴっぽいですね……」「書き順はどうなってるんだろう?」「ネタかと思ったら本当にあってひっくり返った」と驚きの声が多数寄せられています。
投稿者は現役中学3年生のないとみるく(@nightmilk0930)さん。小学生のときに学校の先生が出した難読漢字の問題に触れて以来、漢字に興味を持ち、現在は漢検準2級に挑戦中の他、ネット上の漢字ゲームサイト「難読漢字検定ver2.0」で4級を取得している“漢字博士ちゃん”です。
「この漢字は『エイ』または『フン』と読みますが、音読みなのか訓読みなのか、意味や成り立ちについても解明されていません。(国語学者で、漢字研究の第一人者でもある)笹原宏之氏の書物『当て字当て読み漢字表現辞典』では、返事の『はい』と同じ意味か、と書かれています」とないとみるくさん。
投稿の反響については「やっぱり驚きですね。バズったことがないので、うれしさが込み上げてきました。それとともに、多くの人に漢字に興味を持ってもらえてうれしい限りです」と話しています。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)