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気になる浴衣の着崩れ 防ぐための補正アイテムや直し方のポイントをプロが伝授
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教えてくれた人:山口 さくら
胸元や脇がぶかぶかになってしまったとき
電車で吊り革を持ったり、肩からバッグを下げたりしていると、上半身の着崩れが発生しやすくなります。胸元が浮いてきて、脇の布がぶかぶかしてきたら、お直しのタイミングです。
帯の上部がだぶついて、衿元もだらしなく見えてきたら、左手を身八つ口(脇の切れ目)に入れて右の衿を持ち、右手は左の衿を持って左右に引きます。
脇のだぶついている布は、指で帯の中に押し込んでいきましょう。
背中側がだぶついてきたとき
胸元同様、腕の上げ下げなどで背中側も浮いてきてしまうことがあります。背中側はシワがないのが理想なので、気がついたら直しましょう。
おはしょり部分(腰のあたりで折りたたんだところ)の布を両手でつまみ、下に引きましょう。さらに帯に隠れている紐と浴衣の間に親指を入れ、背中の中心から脇に向かって指をすべらせると横方向のシワも解消します。