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気になる浴衣の着崩れ 防ぐための補正アイテムや直し方のポイントをプロが伝授
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教えてくれた人:山口 さくら
裾が下がってきてしまった場合
洋服のときと同じ歩幅で歩いていると、裾が開いてしまったり、上前部分が下がってきたりしてしまう危険性が。浴衣のときは小股で歩くのがおすすめですが、もし裾が下がってしまってきたら、すぐに直しましょう。また、階段などでうっかり裾を踏んでしまった場合も同様です。
右脇のおはしょりをめくり、腰紐をつまみます。腰紐ごと上に向かってグイッと押し込んだあと、おはしょりを元に戻してきれいに整えます。
少しの調整を行うだけで、気にならない程度まで戻ります。
久しぶりの浴衣でのお出かけは、少し緊張するかもしれませんが、直し方がわかっていれば心強いもの。この夏は浴衣を着て、いろいろな場所にお出かけしてみてください。
(橘川 麻実)
山口 さくら(やまぐち・さくら)
着物コーディネーター。カジュアルに着物を楽しむための着付けレッスンや、コーディネートを提案している。著書に「お着物一年生」(ユーキャン刊)がある。
インスタグラム:sakuran_kimono