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「『真実』に気づいて膝から崩れ落ちた」 初めての炊飯で格闘した一枚に6.6万“いいね”の反響と爆笑の声
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広く利用されている道具でも、初めて手にしたときは使い方がわからず、戸惑うことがあります。X(ツイッター)では、自炊を始めたばかりで、初めて買った炊飯器と格闘することになった人の投稿が、6.6万件もの“いいね”を集めて話題に。投稿者のいぐぞー(@igz0)さんに、詳しいお話を伺いました。
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「もしかして不良品を掴まされたのか」
「初めて炊飯器を買って、説明書の『水位まで水を入れてください』って記述を見ながら20分くらい『水位どこなのーー』『もしかして不良品を掴まされたのか』って格闘していたんだけど、『真実』に気づいて膝から崩れ落ちた」
そんなコメントとともに投稿されたのは、炊飯器にお米を入れた状態の一枚。よく観察すると、確かに「水量を測る目盛り」が見当たりません。いったい、何が起きているのでしょうか。
実は、ごはんを炊くのに必須の内釜がない状態。「開封時に内釜をデスクの上に置いたまま完全に忘れていた」ことから、炊飯器本体に直接お米を入れてしまった状態で撮影された一枚だったのです。
使い慣れている人にとっては「なぜ忘れる?」と思うような、いぐぞーさんの斜め上な失敗は反響を呼び、6.6万件もの“いいね”が集まりました。
リプライ(返信)には、「これが直火炊きか……」「初心者界隈に期待の新星」「今の炊飯器の釜は変わった形しとるんやなー思ったら」「水入れる前に気づいてよかった」「この発想はなかったですが仮にこれで水入れて炊いたらどうなるんですかね」「自分もまったく同じことやりましたよ」などの声が寄せられています。
炊飯器を初購入 「炊飯自体が初めての挑戦」
「気づいたときのショックが大きく、あまりに間抜けな間違いだったので、もう笑い話にするしかないと思いました」
投稿した理由をそう語ったいぐぞーさん。初めて炊飯器を購入しただけでなく、「炊飯自体が初めての挑戦」という料理初心者です。Xでは自炊した手料理を「■自炊1回目」などカウント付きで投稿し、楽しんで腕前を披露しています。
炊飯器を購入したことで、その腕前の進化を聞いてみると「ごはんが炊けるようになってから、料理の幅が一気に広がりました」と声を弾ませていました。
問題の写真でも確認できるように、玄米を炊いているいぐぞーさん。「とくに玄米が食べられるようになったので、より健康志向になった気がします。次はカレーライスを作りたいです」と抱負を語り、料理熱も高まっているようです。
今回いぐぞーさんは、炊飯器の内窯の存在を忘れるという“自らトラップを仕掛けてしまった”状況でした。そのため、ほかにも同様のことがないか確認すると「ニュースや天気予報を見る習慣がないので、台風が来る日でも知らずに平気で外出します」と、自らを窮地に追い込んでしまう経験が少なくないそうです。
投稿が大きな話題になったことについて、いぐぞーさんは「お米を炊くのに失敗しただけなのに、この反響は素直に驚きました。『あり得ない』みたいな反応もありましたが、同じような経験をしている方もいて『自分だけじゃないんだ』と勇気づけられました」と、心強く感じたと話します。
レシピ通りにおいしく作るのも手ですが、勘と創造性を発揮するのも料理の奥深さを知るポイント。これからも楽しんで、料理の腕前を上げていってもらいたいですね。
(Hint-Pot編集部)