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フランス人が日本で知ったドーナツの味 妻の手作りに感激 「ミスドで買ったみたいにおいしい」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

妻の手作りドーナツを堪能するフランス人のエルワンさん(画像はスクリーンショット)
妻の手作りドーナツを堪能するフランス人のエルワンさん(画像はスクリーンショット)

 海外で暮らしていると、自分の国の味が恋しくなることもあるでしょう。日本を離れ、フランスからリアルな日常を自身のYouTubeチャンネル「さわ フランス暮らし- Sawa France」で配信している、北海道出身の「さわ」さんこと河野佐和子さん。夏休みを迎えた娘さんと一緒に、ドーナツ作りに挑戦したそう。日本で食べた味を再現したような仕上がりに、フランス人の夫は歓喜の声を上げました。

 ◇ ◇ ◇

4歳の娘さんと初めてのドーナツ作り

 フランス人のエルワンさんと日本で結婚し、9年ほど前にフランス・パリへ移住したさわさん。3年前の夏にパリを離れ、現在は山間にあるフランスの田舎町で、夫と娘さんと3人で暮らしています。

 娘さんは現在4歳で、幼稚園に通っています。7月から夏休みに入り、さわさんと一緒にドーナツ作りにチャレンジしました。ふたりとも、ドーナツを作るのは初めてです。

 ボウルに小麦粉、砂糖、牛乳、卵などを入れ、木ベラで混ぜるさわさん。それを、大きなスプーンを持った娘さんがサポートします。「ここの白いのを黄色くなるように混ぜる」と、さわさんは娘さんに優しくアドバイスしました。

 混ぜた生地を冷蔵庫で1時間ほど休ませたら、ドーナツの形にしていきます。まず、生地を麺棒で伸ばし、コップを使って丸い形に型抜き。真ん中の小さな穴は、ボトルのフタを使って空けます。今回のドーナツ作りはできるだけ娘さんにやってもらいたいという思いから、成形は娘さん主導で進んでいきました。

 成形したドーナツを揚げるタイミングで、さわさんにバトンタッチ。しっかり膨らむか心配していましたが、無事にふっくらとおいしそうなドーナツが揚がりました。

 溶かしたチョコレートでコーティングし、チョコスプレーなどをトッピング。ホワイトチョコをかけたり、砂糖をまぶしたり、ふたりでさまざまなデコレーションを楽しみながら、かわいらしいドーナツを完成させました。

フランスにはドーナツ店が少ない?

 できあがったドーナツが食卓に運ばれてくると、エルワンさんは「すごい!」と目を輝かせました。チョコレートがコーティングされたドーナツをひとくち食べると、「すごくおいしいよ」と言いながらじっくり味わいます。

 また、エルワンさんからは「ミスドで買ったみたいにおいしいよ。最高だよ」という、うれしい発言も。エルワンさんは、ドーナツの存在は知っていたものの「日本へ行くまで食べたことがなかったかもしれない」と振り返ります。

 近年、日本では生ドーナツが注目され、専門店も増えています。エルワンさんによると、フランスでもドーナツ店は増えているようですがまだ少なく、日本のドーナツ店のように「たくさん種類があって感動するってことはない」とのこと。スーパーマーケットでもドーナツは売っているそうですが、「たいしておいしくない……」と苦い表情を浮かべます。

 日本の味を再現したドーナツに、エルワンさんも大満足の様子。家族みんなで堪能する姿に対し、コメント欄には「おいしそう! ドーナツ食べたくなってきた」「母娘の楽しいドーナツ作り微笑ましいですね」「娘さんの楽しい記憶になりそうですね」「なんでも手作りするママ 尊敬します」などの声が寄せられています。

(Hint-Pot編集部)