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ヘンリー王子 兄嫁キャサリン妃を心から慕っていた呼び名が明らかに 英紙が伝える
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ファーストネームでなく、義姉を「ビッグ・シスター」と呼ぶ
セント・アンドルーズ大学時代に知り合い、8年の交際期間を経て結婚に至ったウイリアム王子とキャサリン妃。結婚前に長い交際期間があったことで、キャサリン妃とヘンリー王子の間にも親しい付き合いが生じたという。ヘンリー王子がイタズラをしてキャサリン妃を驚かせたり、まるで仲の良い姉弟のような姿がよくキャッチされていた。ヘンリー王子が「ビッグ・シスター」と呼んでいたことを英メディアが伝えた。
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英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が明らかにしたところによると、2017年に米誌「ニューズウィーク」が行なったインタビューの最中で、ヘンリー王子がキャサリン妃を「ビッグ・シスター」と呼んでいたという話が出たという。
「ニューズウィーク」はこのエピソードを出版しなかったが、今回インタビューを行った王室伝記作家のアンジェラ・レヴィン氏が証言。さらには「12歳でダイアナ元妃を亡くして精神的に頼れる存在がいなくなったヘンリー王子にとって、キャサリン妃はその大きな穴を埋める存在になったのでしょう」と続け、ヘンリー王子とキャサリン妃の関係がいかに親しかったかを語った。
通常、西洋では兄嫁に対してもファーストネームで呼ぶとされ、「ビッグ・シスター」と呼ぶのは本当に親しみがなければできないことだという。このエピソードからも、ヘンリー王子がキャサリン妃を実の姉のように感じ、慕っていたことが分かる。
それはウイリアム王子とキャサリン妃、そしてヘンリー王子の3人が連名でメンタルヘルスのサポートを支援するチャリティを運営していたことでも明らかだ。
またヘンリー王子の独身時代にはケンジントン宮殿の兄夫婦のアパートメントに頻繁に出入りし、キャサリン妃の手料理で夕食をともにすることも度々あったという。
ヘンリー王子が婚約を発表した際、フィンランドに滞在中だったウイリアム王子は「これでヘンリー(王子)が私の家の冷蔵庫に手を出さなくなってくれればうれしい。この数年というもの、彼には食べ物をねだられてばかりだった」とユーモラスなコメントしていることでも、ヘンリー王子がキャサリン妃の手料理にぞっこんだったことは明白だ。
しかし最近ではテレビインタビューで明かした通り、ヘンリー王子はウイリアム王子と“別々の道”を歩み始め、一時は姉のように慕ったキャサリン妃とも顔を合わせていない。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)