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エリザベス女王 ヘンリー王子とメーガン妃のプライベートジェット多用を問題視か 年俸約1235万円の専門家を募集
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メーガン妃ヘンリー王子エリザベス女王森昌利ロイヤルファミリー
ロンドン、スコットランド間往復で290万円 高額な移動費に非難が集中
結婚前はラフなスタイルで旅行を楽しんでいたメーガン妃だが、公爵夫人となった現在は大きく変わり、今年の夏はプライベートジェットを多用したことで批判を浴びた。そして、このほどエリザベス女王が年俸8万5000ポンド(約1235万円)で、旅行スペシャリストを雇ったことが明らかになった。英メディアが報じている。
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英大衆紙「ザ・サン」が伝えたところによると、この処置は今夏にヘンリー王子とメーガン妃がプライベートジェットを多用して、英メディアから非難が集中したためだという。
バッキンガム宮殿の関係者によると、昨年の王室関連の旅行費は460万ポンド(約6億6800万円)で、そのうちプライベートジェットの使用料は20万ポンド(約2900万円)。ただし、一回の使用料はロンドン、スコットランドの英国内往復で2万ポンド(約290万円)もかかる。
ヘンリー王子とメーガン妃が批判されたのは、この高額なプライベートジェットを11日間で4回も使用したためだ。掲載された求人広告には、「ロイヤルファミリーやその従事者を、公務のために安全かつ効率的で費用対効果が高い、適切な旅行サービスを管理する重要な役職」と書かれている。
何はともあれ、こうした王室の旅行費も税金から支払われるものである限り、エリザベス女王が「一般の許容範囲に費用を抑える努力をすべき」と懸命な判断を下したということであろう。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)