どうぶつ
納戸に現れた小さな「お客様」 はかりの上で身体測定? 誇らしげな姿にほっこり
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動く影を見つけ納屋に向かうと…
話題になったのは、ジョウビタキの幼鳥です。人間に対してあまり警戒心を持たず、人懐っこいといわれています。
一般的に日本では冬に見られ、夏にはロシアなど北の地に渡り繁殖します。そのため、夏に日本で繁殖する場所は限られているそうです。
話題の写真が撮影された日、くろみつもっちさんが畑作業のために外へ出ると、納屋のほうで動く影を見つけました。「鳥かな?」と思い近づくと、はかりの上にジョウビタキが乗っているのを発見。「こんなところで会えるなんて!」と、くるみつもっちさんは奇跡のようなめぐり合いにとても胸が高鳴りました。
ジョウビタキは、くるみつもっちさんがそばで見ていても気にすることなく、しばらくはかりの周りをウロウロと散策。その後、満足したのか飛び立っていったそうです。
普段の生活の中で出会う生き物に関心を
くるみつもっちさんは、日々の生活の中で見かけた鳥を撮影し、Xで公開しています。ジョウビタキ以外にも家にはよく鳥が遊びに来るそうで、スズメはほぼ毎日、ツバメやホオジロが姿を見せることもあるそうです。
「気づかないだけで、普段の生活の中にはたくさんの植物や生き物が暮らしています。少し視点を変えて、身近な自然や生き物について関心を持ってもらえたらうれしいです」とくるみつもっちさんは話します。
ふとしたときに、家の周りや歩き慣れている道で、見たことがない野生動物と遭遇することがあるかもしれません。そのときは、出合いを大切にして、外の世界を楽しむ姿をそっと見守りましょう。
(Hint-Pot編集部)