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「私にとっての金メダルです」 ジョージア大使が絶賛した年に一度しか食べられないものとは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

伊勢神宮【写真:PIXTA】
伊勢神宮【写真:PIXTA】

 日本には全国各地においしい食べ物があります。ジョージアの駐日大使館で特命全権大使を務めるティムラズ・レジャバさんは、伊勢に出張中、現地の名物をさまざま味わったことをX(ツイッター)アカウント(@TeimurazLezhava)で紹介。なかでも「金メダル」だった食べ物とはなんだったのでしょうか。

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前日の夕方から並んで整理券をゲット!

 7月31日から三重県伊勢市を訪れていたティムラズさん。松坂牛を使った駅弁や、伊勢志摩の郷土料理の「手こね寿司」など、道中で味わった名物料理を紹介しています。

 なかでも、「こちらは私にとっての金メダルです」と大変気に入った様子だったのは、創業300年の歴史を誇る、伊勢名物の和菓子店・赤福の「朔日餅」です。

 伊勢には毎月一日に、早起きして伊勢神宮へお参りする「朔日(ついたち)参り」という習わしがあることから、赤福本店でのみ、お正月を除く毎月一日だけ、特別な餅が販売されます。

 毎月、異なる味わいを販売しており、ティムラズさんが食べたのは、8月の「八朔粟餅」。見た目は通常の赤福餅と似ていますが、粒を残して作った食感がおもしろい粟餅に、風味豊かな黒糖味の餡がのっています。八朔とは、旧暦の八月一日のことで、五穀豊穣や無病息災を祈るため伊勢神宮を参拝することを「八朔参宮」と呼びました。そして、粟餅を食べる習わしがあったそうです。

 朔日餅は、そのおいしさだけでなく、買い求めるために長蛇の列ができることでも有名です。実は、ティムラズさんも前日の夕方に並び、整理券をゲットしたことを報告していました。

 見ている人たちにも「御利益がありますように」と願いを込めたポストは反響を呼び、1.8万件もの“いいね”が。リプライ(返信)には、「おいしい金メダル」「日本愛が感じられてうれしいです」「一般の日本人を超えるわびさび。大使さすがです」などの声が寄せられています。

(Hint-Pot編集部)