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「脱出グッズ入れにも良さそう」 紙パックを使った目からウロコの防災アイデア 警視庁が伝授
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台風や急な大雨などの自然災害が増える夏。また、一年中いつ発生するかわからない地震など、万が一への準備がとても大切です。防災情報などを発信している、警視庁警備部災害対策課の公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)は、身近な場所に防災グッズを備えておくアイデアを紹介しています。
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備蓄品は家のあちこちに置いてあると安心
防災意識の高まりで、非常用持ち出し袋や備蓄品を用意している家庭は多いでしょう。備蓄品はそろえるものも大切ですが、置いておく場所もとても重要です。
1か所にまとめて置いてしまうと、倒れた家具や扉がゆがんだ影響で取り出せなくなったり、浸水で使えなくなってしまったりする可能性があります。そのため、手が届く範囲の家のあちこちに備蓄品があると安心です。
そこで同課は、いざというときに非常用トイレがすぐに使えるよう保管しておくアイデアを紹介。「紙パックで花瓶を作り、非常用トイレに必要なもの」をひとつにまとめる方法です。
【用意するもの】
紙パック(ペットボトルなどでもよい)
45リットル以上のビニール袋(3枚程度)
紙パックに貼り付ける好きなイラスト
造花
トイレの凝固剤(数回分)
紙パックやペットボトルの上部を切り取り、パッケージや中身が見えないように外をデコレーションするだけ。あとは、そのなかに非常用トイレセットを詰めて、造花を差します。
そのまま置いておくと、散らかったり、いざというときにどこに置いたかわからなかったりしますが、これなら造花が目印になって、見落とすことがなさそうです。また、中身を変えれば、さまざまな備蓄品を家のあちこちに置いておくことができるでしょう。
「防災グッズとして活用してみてはいかがでしょうか」との呼びかけに対し、リプライ(返信)や引用リポストには、「いざ! あれ? どこにしまったかな? と、万が一、肝心要での心配ご無用! お手製花瓶!!」「これ、トイレに閉じ込められたとき用の脱出グッズ入れにも良さそう」などの声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)