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日本のアニメ愛が「ひとめでわかる」 パリ五輪で見せたフランス人選手のパフォーマンスに「泣けますね」の声
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多くの熱戦が繰り広げられているパリ五輪。選手の活躍が報じられるなか、現地フランス人選手たちが試合終了後に喜びを爆発させた様子が話題に。フランスでの日本のアニメ人気を感じさせるパフォーマンスだったようです。いったい、どんな姿を見せてくれたのでしょうか。
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フランスでも大人気の日本アニメで喜びを表現
2008年の北京五輪、フェンシング男子フルーレ個人で銀メダリストになった太田雄貴氏。自身のX(ツイッター)アカウント(@yuki_ota_japan)に、激闘が続くパリ五輪の「オリンピック裏話」として、「男子サーブル団体3位決定戦終了後の一幕」を投稿しました。
添えられた写真では、4人のフランス人選手たちが、日本の人気アニメ「ドラゴンボール」でおなじみの必殺技「かめはめ波」のポーズで力強く叫んでいます。多くの日本人に親しまれ、世界中にファンがいる作品の主人公が放つ技のポーズを切り取った一枚です。
感激した様子の太田氏は、「フランスでも日本のドラゴンボール(アニメ全般も)が大人気だとひとめでわかる写真。鳥山さんに届け!! 『かめはめ波ー!!』」と綴っています。
試合終了後の興奮を「かめはめ波」で表現する姿は、フランス人の「ドラゴンボール」愛の強さを感じさせ、投稿には3.8万件もの“いいね”が。リプライ(返信)には「五輪での素敵な瞬間ですね!」「自分の作品がこうして世界中で愛されているのは作者冥利に尽きるでしょうね。この『かめはめ波』はきっと天国まで届くはず!」「泣けますね」「漫画やアニメは国境越えるんですね」など、歓喜の声が寄せられています。
日本の漫画やアニメは世界中で大人気。なかでも、「ドラゴンボール」は多くのファンを虜にしている作品です。今年3月1日に作者の鳥山明さんが亡くなった際は世界的なニュースとなり、フランスのマクロン大統領もその死を悼み、大きな話題になりました。
日本人選手も大活躍
フランス人選手の日本のアニメ愛に注目が集まりましたが、話題のフェンシング競技では日本人選手たちも大活躍。
フェンシング女子では、フルーレ団体で銅メダルに輝きました。日本女子フェンシング史上初となるメダル獲得となり、サーブル団体でも、銅メダルの快挙を達成しています。
また、フェンシング男子エペ個人では加納虹輝選手が金メダルを獲得。日本史上初のエペ個人での金メダルとなりました。
さらに、フェンシング男子エペ団体では銀メダルを獲得。決勝で惜しくもハンガリーに敗れたものの、2大会連続で表彰台に立ちました。
(Hint-Pot編集部)