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フランス人「少し高いと感じました」 日本で利用したいつもと違う宿泊施設 初めて体験したこととは
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国内に限らず、海外でも気に入った場所が見つかると、何度も足を運びたくなることもあるでしょう。アルゼンチンから来たフランス人男性は、訪日6回目の親日家。普段は都内で安価なホステルに宿泊するそうですが、今回の旅では新たな宿泊体験をしたそうです。いったいどのような宿だったのでしょうか。
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世界中を旅しているフランス人 訪日6回目の親日家
フレッドさんはフランス出身ながら、現在はアルゼンチンに住んでいます。世界を旅している真っ最中で、訪日回数は今回がなんと6回目になるそうです。
「日本が大好きだから、何度も来ています」
フレッドさんにとってなじみのあるフランスやアルゼンチンとは文化も言葉も異なりますが、日本独特の文化や風習に魅力を感じているといいます。今回の訪日前には、ひらがなとカタカナの読みを勉強してきたという、なんとも日本愛を感じるエピソードを教えてくれました。
新たな日本体験 「たたみに布団」や「精進料理」
訪日リピーターとして、すっかり日本には慣れているフレッドさんですが、今回の旅では初めての体験をしたそうです。
「山梨の身延山で宿坊体験をしてきました」
宿坊とは、寺院や神社の境内に設けられた宿泊施設。もともとは僧侶や参拝者のための宿泊施設でしたが、現在では一般に開放されていることも少なくありません。日本文化を体験してみたい外国人観光客らにも人気で、写経や座禅、勤行、僧侶による講話などの体験が充実している施設もあります。
フレッドさんは宿坊で2泊しました。「いつも泊まるのは安いホステルなので、それと比べると少し高いと感じました」と言いますが、日本での唯一無二の体験もできたと大満足だったようです。
「寝るのはたたみに布団だったのですが、まったく問題ありませんでした。食事の精進料理もむしろ大歓迎なくらいでしたよ」
そう振り返ってくれたフレッドさん。訪日6回目ながらも、新たな日本体験をすることができ、充実した滞在になりました。7回目の訪日も実現してほしいですね。
(Hint-Pot編集部)