夏真っ盛り、ネット上では、意外なところで成長を続けるたくましいスイカが大きな話題になっています。丸々と実ったのは、なんとビニールハウスの上で、専業農家のゆづ（@wlr5QejM4AHYGCF）さんが投稿しました。いったい、どのように収穫するのでしょうか？

　◇　◇　◇

「アライグマにやられなくていいね」のツッコミも

「うわー（笑）」

　1日、ゆづさんが驚いた様子で、Xに投稿したのは3枚の写真です。ビニールハウスを覆うように伸びているスイカのつる。スイカはいったいどこに？　写真をめくっていくと、ありました、ありました！　なんとビニールハウスの上に、大きなスイカが1個。重みで下のビニールハウスがわずかにへこんでいるようにも見えますが、滑り落ちることなく、高所で成長を続けているようです。

　ゆづさんは「スイカもカボチャも嫁さん植えっぱなし（放任とも言う…）だから伸び伸びと成長してますな（笑）」と続けました。

　投稿には3.4万件の“いいね”とともに、「生命力すごいw」「たくましい」「陽あたり良好！」「どうだ、収穫できまい」「天空のスイカと名付けて売りましょ」「このタイプのハウス栽培は初めて見たw」などの声が続出。「アライグマにやられなくていいね」のツッコミには、「でも、カラスにやられるかな…」と返すなど、ほほ笑ましいやり取りもありました。

　スイカはウリ科のつる性一年草で、通常は日当たりがよく、水はけのいい地面で育ちます。ゆづさんが探すと、ほかにもビニールハウスの側面にぶら下がるスイカを発見。夏の太陽をいっぱいに受け、場所にかかわらず、自由気ままに実っているようです。

「スイカやカボチャは嫁さんが仕事ではなく趣味で作っていますが、サツマイモの収穫が始まったため、手間がかけられずに放任状態でああなりました」と説明しました。

　気になるのはスイカの今後です。

　どのように収穫するのでしょうか。

　はしごを使うわけにもいかず、大変そうに見えますが、ゆづさんは、「特に『つる』を固定している訳ではないので、引っ張れば落ちてくると思います」。無事に受け止め、食卓に登場する日が待ち遠しいですね。

（Hint-Pot編集部／クロスメディアチーム）