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夏のニューヨークで気づいた「日本ならではの心配り」 プールで起きた驚きの出来事
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公営プールにはカギの持参が必須
ニューヨークのビーチといえば、ブルックリンの南端にあるコニーアイランド。マンハッタンから地下鉄で行くことができ、ビーチの目の前には入園料が無料で、巨大な観覧車があるノスタルジックな遊園地、ルナパークもあります。
毎年7月4日の独立記念日に、老舗のチェーンであるネイサンズによって開催されるホットドッグ早食い大会が、日本では有名なのではないでしょうか。今年は、女子の部で須藤美貴さんが10回目の優勝を飾りました。
ほかにも、クイーンズのロカウェイビーチや、ロシアや東欧からの移民が多く「リトルオデッサ」と呼ばれるブライトンビーチなど、多くのビーチが海水浴客でにぎわっています。
ビーチよりも近場にある市営プールは料金無料で、マンハッタンの南東部、ローワーイーストサイドにあるハミルトン・フィッシュ・プールには、私もよく通っています。
オープンは1936年。アメリカのオリンピックチームが練習に使用したこともあるという歴史あるプールで、屋外ならではの開放感があります。
ただし、注意しなくてはならないのは、ロッカーにカギがなく、自分で持っていかなくてはならないこと。また、男性更衣室はフェンスで外と軽く仕切られているのみで、お世辞にも立派なものとは言えません。
スマートフォンをプールサイドに持ち込むことはできないので、初めて訪れたときはカギが必要だとは知らず、一度南京錠を購入してから出直すことになりました。
日本にいたときは、東京・武蔵野市にある公営の屋外プールによく通っていました。出国前はコロナ禍で一時的に閉鎖されていましたが、今は再開しているとのこと。
もちろんロッカーのカギを持参する必要はなく、水着脱水機まで設置してあります。水着脱水機はあまりこちらで見ることがなく、こういった細かい心配りは、日本ならではといった感じがします。
(ユキ)