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フランス人「一番好きですね」 訪日経験6回のリピーターが毎回食べている日本食とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

世界を旅しているフランス人のフレッドさん【写真:Hint-Pot編集部】
世界を旅しているフランス人のフレッドさん【写真:Hint-Pot編集部】

 外国人観光客が日本に来る大きな楽しみのひとつに「日本食」があります。今回が6回目だという訪日リピーターのフランス人男性は、日本食が大好き。毎回必ず食べているものがあるといいます。とくに好きな日本の食べ物は、いったい何なのでしょうか。

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日本の公共交通機関は「笑ってしまうほど素晴らしい」

 フランス人で、アルゼンチン在住のフレッドさん。世界の国々でひとり旅を満喫するなか、日本には2週間ほど滞在する予定です。実は、日本に来るのは今回で6回目。

 毎回、基本的に東京で過ごしているものの、今回は箱根にも足を運んだそう。その移動中に感じたことを、フレッドさんは笑顔で振り返りました。

「日本の公共交通機関は、アルゼンチンと比べると、笑ってしまうほど素晴らしいです。アルゼンチンには首都のブエノスアイレスにしか地下鉄はありません」

 日本の地下鉄は、東京都だけでなく、全国の大都市圏で広く利用されています。一方、アルゼンチンの地下鉄は、首都・ブエノスアイレス市内にしか走っておらず、主要な公共交通機関は、市内バスや中長距離バス、鉄道など。

「数年前になくなってしまいましたが、南米最古の地下鉄木造車両も走っていたんですよ」と教えてくれたフレッドさん。最近まで走っていたという木造車両は、ブエノスアイレスの地下鉄開業当初から100年近く現役だったそうです。

 日本人にとっては、最新のデジタル技術や設備が整っている地下鉄は生活において欠かせない存在。日本で初めて本格的な地下鉄が開業したのは1927年で、ブエノスアイレスの地下鉄はそれよりも早い1913年に開業されました。南米で最初の地下鉄でもあり、日本よりも長い歴史があるというのは驚きです。

滞在中にはお寿司を堪能 サーモンやマグロが好き

 日本での観光を楽しむなか、おいしい食事も堪能しているフレッドさん。何度も日本を訪れているだけあって、やっぱり日本食には目がないようです。

「お寿司が一番好きですね。ネタはサーモン、マグロ、あと魚の名前はわからないけど白身。日本へ来たら毎回食べています」

 農林中央金庫が2023年に、日本に滞在したことのある世界か国の外国人を対象に実施した「訪日外国人からみた日本の“食”に関する調査」によると、最もおいしかった日本の料理1位は「寿司」という結果でした。フレッドさんも例に漏れず、日本のお寿司がお気に入りのようです。

 日本の旅を終えたあとは、ロシアに行く予定だというフレッドさん。日本での滞在中は、公共交通機関を上手に使いながらゆっくり過ごし、おいしい日本食も堪能してほしいですね。

(Hint-Pot編集部)