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ママ友づきあいは日本のほうが楽? 子どもの友達の誕生日プレゼントに4000円以上 ハワイの驚くべき文化とは

公開日:  /  更新日:

著者:i-know

友達への誕生日プレゼント代が痛い出費に

子どもの好きなキャラクターをテーマに、招待状やパーティールーム、ケーキのデザインを統一。ハワイの誕生日パーティーはこだわりがすごい【写真:i-know】
子どもの好きなキャラクターをテーマに、招待状やパーティールーム、ケーキのデザインを統一。ハワイの誕生日パーティーはこだわりがすごい【写真:i-know】

 では、友達への誕生日プレゼント代を日米で比べてみましょう。ハワイは30ドル前後(約4400円)が相場といったところ。日本の相場をインターネットでリサーチしてみると、我が子の年代である未就学~小学校低学年の場合、「500~1000円ぐらい」との意見が多いようです。それぐらいの出費で済むなんてうらやましい! 毎年、気兼ねなくプレゼント交換ができる良い価格帯ですよね。

 ちなみに昨年、うちが参加した友達の誕生日パーティーは15人だったので、1年間で6万6000円の出費がありました。なかなかの金額だと思いませんか? そのお金があれば、子どもの習い事をひとつ増やせたかと思うと……我が家には痛い出費でした。

 その反省を踏まえて、今年は子ども同士がそれほど仲良くない場合は不参加にすることに。パーティーにたくさんの人を集めたいばかりに、それほど仲良しではない子どもを誘ってくるのはアメリカの親“あるある”です。

 それと、もうひとつの“あるある”は、パーティーにお金をいくら使ったか言いたいところ。パーティー参加者が「パーティーにいくらかかったの?」と聞き、主催者の親が「○○円かかったよ!」と答える、そんな会話は珍しくありません。エミリーちゃんのときも、私がスマホでこっそり調べなくても、費用を聞けば自慢げに教えてくれたことでしょう。

 要は、盛大な誕生日パーティーを開催する背景には、経済力を見せつけたいという意味合いも含まれているのです! ……とうがった見方をしているのは、私が貧乏性だからでしょうか(笑)。

※1ドル=約147円で換算(8月11日現在)。

(i-know)

i-know(いのう)

大学卒業後、即フリーランスライターに。お笑い雑誌やファッション誌で、著名人のインタビューを中心に活躍。大好きな東方神起に取材できたことを機に、日本のキャリアに一区切りをつけ、2013年、単身ニューヨークへ。2015年、ハワイのロコ(地元民)と結婚し、現在は2人の子ども(7歳、4歳)を完璧なバイリンガルに育てるべく奮闘している。