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「どうしよう」新一万円札がシュレッダーでバラバラに…悲運の投稿者に訪れた“感動の結末”
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新紙幣の流通開始から1か月あまり。ATMでの引き下ろしで、あるいは買い物の際のおつりで、真新しい新札が手元に届いたという人も多いでしょう。そんな新一万円札を、不注意からシュレッダーにかけてしまったという投稿がネット上で話題を呼んでいます。投稿者のみやっち(@miya_pc2019)さんに話を聞きました。
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不注意からシュレッダーにかけてしまった新一万円札をセロハンテープで丁寧に修復
「やばい、お金シュレッダーしてしまった…どうしよう」
今月20日、SNS上に投稿された一連の写真には、福沢諭吉に変わり新一万円札の“顔”となった渋沢栄一が、散り散りの見るも無惨な姿に引き裂かれた様子が収められています。投稿者はその後、バラバラになったお札をセロハンテープで継ぎはぎして修復。「なんかいけそうな気がしてきた」「できたー!!、!! これで交換してもらえなかったら泣きます…!!! よろしくお願いします!!」と、もとの形に貼り合わされたお札を公開しています。
汚染や損傷、その他の理由により使用することが困難となったお札は、全国にある日本銀行の本支店にて、新しい紙幣と交換することができます。ちなみに、全体の3分の2以上が残っている場合は額面全額、全体の5分の2以上3分の2未満が残っている場合は額面の半額、全体の5分の2未満しか残っていない場合は引き換え不可となっています。
気になる結果は……。
「満額交換きたー!!!! 行内は撮影禁止だったので、外の撮影です! 継ぎはぎだらけのお札なのに、行員さんにもいやな顔をせずに迅速に対応して頂きました!! 本当に感謝です!! 今後はお札の取り扱いは今以上に気をつけたいと思います…励ましのコメント頂いた方もありがとうございました!!」
丁寧に修復したかいあって、額面全額で新札と交換できたとのこと。さらに、交換された紙幣には「7716(なないろ)」と縁起のいい番号が並んでいたといいます。
一連の経緯について「新紙幣を初めて入手できて、記念として保管するために封筒に入れていたのですが、もともと破棄する予定の封筒に入れていたため、お札を入れたことを忘れて他の破棄書類と一緒にシュレッダーをかけてしまいました」とみやっちさん。「最初はシュレッダーにかけてしまったというショックから投稿しましたが、つなぎ合わせれば交換できるとフォロワーから教えていただいたので、その経過として貼り合わせた写真を投稿しました。反響がすごかったのはもちろんですが、交換方法や日本銀行に持ち込みに行くといいなど、かなり有益なアドバイスもいただいたので、感謝しかありません」と振り返ります。
「私の不注意ではありますが、お金をシュレッダーにかけてしまったので、バッシングが怖かったです……。ただ、多くの方から無事に交換できたことに祝福のコメントをいただいたので、あたたかい気持ちになりました。お金はより一層大切に、取り扱いには気をつけたいと思います」と話しています。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)