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1万円札がシュレッダーに…まさかのやらかしに冷や汗 「すべてつなげた根性が素晴らしい!」
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もしもお札を破いてしまったら、かなり焦るはず……。X(ツイッター)では、不注意でお札を細切れにしてしまった経験者の投稿が、13万件もの“いいね”を集める大反響を呼んでいます。話題となった1万円札バラバラ騒動について、投稿者のかぼす(@E_Casiano14)さんに詳しいお話を伺いました。
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1万円がシュレッダーでバラバラに
「シュレッダーの中身、全部ひっくり返して必死につなげたわ」
そんなコメントとともに投稿された1枚の写真には、細切れになった1万円札が写っています。どうやら、誤ってシュレッダーにかけてしまいましたが、テープで修復。ところどころ欠けてはいるものの、ほぼ原型を取り戻したようです。
投稿者のかぼすさんは「ネタだったら良かったのですが、10年ほど前にやらかした事実です。今となってはいい思い出です」と当時の状況を振り返ります。その反省からでしょうか、シュレッダーの使用をやめて現在は文書融解サービスを使うようになったそう。
投稿は多くの反響を呼び、リプライ(返信)には「すべてつなげた根性が素晴らしい!!」「これなら多分セーフ」「諭吉カムバック」「これは私もやりかねない。でもつなげる気力は……お疲れ様でした」など、多くの声が寄せられています。
「額が額だけに泣きたい気持ちでした」 10年前に起きたお札バラバラ騒動の顛末
なぜ1万円札は、細切れになったのでしょうか? 当時の状況をかぼすさんが振り返ってくれました。
「現金書留で送られてきた講習会の申込みを中から出して確認した後、なぜだかお札だけ封筒に戻してしまったんです。封筒には住所・名前・電話番号といった個人情報が記載されているため、当時はシュレッダーにかけていました」
そのときシュレッダーには断裁済みの書類はあったものの、現金を入れてしまったあとに使用した人はいなかったため、細かくなったお札の回収はしやすかったそうです。ただ、復元作業には2時間ほどかかり、「額が額だけに泣きたい気持ちでした」と復元したときの心境を語りました。
事前に電話連絡をした後、修復したお札をクリアファイルに入れて、職場近くの銀行へ持ち込んだというかぼすさん。窓口の行員さんから「これだけあれば全額が戻ると思います。ただ、鑑定作業をしなければならないので、後日の振り込みになります」と伝えられ、後日、無事に同額が振り込まれたそうです。
今回「そう言えばこんなことをやらかしたなぁ」と軽い気持ちで投稿したそうで、かぼすさんは思いがけないほど話題になったことに、少し戸惑いも感じているのだとか。
「普段は犬猫の投稿が多く、動物好きな方と“仲良くなりたい”とXを活用しています。だから今回、まさかこんなに大きな反響になるとは……。『断裁されたまま銀行へ持って行けば、行員さんがやってくれる』と教えてくれた人もいました。ただ、知っていたとしても『自分の不始末だから…』と、やっぱり自分で修復したと思いますね」
ご自身の体験から多くの人に「不注意の怖さ」を教えてくれたかぼすさん。中身が見えない封筒などを処分するときは、しっかりと中身を確認したいですね。
(Hint-Pot編集部)