新たないぬをお迎えするとき、先住犬との相性が心配になることもあるでしょう。初めは距離があっても、飼い主さんの知らないうちに絆を深めていることもあるようです。X（ツイッター）では、ひとつのお皿で一緒にごはんを食べる子いぬと先住犬が話題に。それぞれ別のごはんが用意されていましたが、子いぬは先住犬のお皿が気になったようです。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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いつまででも見ていられる！　並んだかわいいおしり

「同じ釜の飯を食うおしり」

　そんなユニークなコメントとともに投稿された1枚の写真。そこには、横並びになった2つのかわいいおしりが写っています。どうやら、いぬの食事風景を撮影したもののようです。

　2匹とも、ひとつのお皿に顔を入れてごはんに夢中な様子。左側のいぬは、短い足を一生懸命伸ばしています。右側のいぬはどっしりとかまえているようですが、ごはんを奪われないよう慌てているようにも見えます。

　この写真がXで公開されると、1.5万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）や引用リポストには「kawaiiおちり　ぷりぷり」「おしり2つ　かわいい」「かわいい　癒やし」などの声が寄せられています。

仲良くなる準備段階　ようやく“同じ釜の飯”を食べるように

　かわいらしいおしりの持ち主は、ポメラニアンで2歳の男の子「秋田」くんと、同じくポメラニアンで生後2か月の女の子「小町」ちゃんです。秋田くんは明るめの茶色、小町ちゃんはクールな黒い被毛が特徴です。

　秋田くんは臆病で慎重派ですが、縄張り意識が強め。一方の小町ちゃんは、やんちゃで元気いっぱいな性格です。

　実は、2匹は出会ってからまだ1週間ほどだそう。お互いを知りながら、少しずつ距離を詰めている段階です。話題の写真は、そんな2匹が初めて一緒にごはんを食べた様子を撮影したものでした。その光景に、飼い主さんはとても驚いたそうです。

「秋田は小町と距離を取ろうとしていたのに、一緒のお皿からごはんを食べられるようになってびっくりしました」

　飼い主さんはいつも、成犬の秋田くん用と、子いぬの小町ちゃん用のごはんをそれぞれ準備しています。しかし、どちらも自分のごはんよりお互いが食べているものが気になるようです。

「『そっちのほうがおいしそう！』『あいつがごはん食べてる!!　取られないうちに自分も食べないと』みたいな感じで、奪い合うように食べています。毎日、2匹のお皿にはそれぞれ十分な量を入れているのですが……」

　飼い主さんによると、2匹の関係は「毎日変化している」とのこと。“同じ釜の飯”を食べながら、絆を深めていってほしいですね。

○取材協力：秋田 小町（@akitapome）さん

（Hint-Pot編集部）