好きなおやつなどを自分の部屋に持ち込んで、好きなタイミングで食べることがあるでしょう。そうしたいと思うのは、いぬも同じようです。お気に入りの場所までごはんを運んだいぬが、X（ツイッター）で話題になっています。思わぬ光景に、飼い主さんもびっくり！　詳しいお話を伺いました。

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カリカリを階段に運んでまったり

「なんで、いぬはこんなとこにカリカリを持ってきたんだろ」

　そんなコメントに添えられた写真に写るのは、階段に座り込む白いいぬ。その足元を見てみると、なんといぬ用のごはんが数粒落ちています。

　しかし、いぬは食べるでもなく座ったまま。その表情は「見つかっちゃった……」と言っているようにも。こっそり2階へ運ぼうとしている途中だったのか、階段で食べるつもりだったのか、想像がかき立てられます。

　その写真がXで公開されると、3000件を超える“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「どうやって運んだの??　その白いもふもふの中にポケットでもついてるわけ？」「うちの子も頬袋あるよ～ポメラニアン“あるある”??」「私も夜食にするため隠してたよ」「あんよがかわいすぎるので天才」「リスさんかハムスターさんみたいなことできるんかなぁ？」など、あまりのかわいらしさに多くの声が寄せられました。

見つけた飼い主さんも思わずびっくり！

　話題になったのは、ポメラニアンで3歳の男の子「ちくわ」くん。家族の存在をよく感じることができるという理由で、階段がお気に入りの場所だそう。おもちゃや飼い主さんから奪った靴下など、さまざまなものを持っていくことがあるといいます。

　話題の写真が撮影された日、飼い主さんはちくわくんが階段にいることに気づきました。近づいてみると、ちくわくんのそばにはカリカリが。それを見た飼い主さんは、びっくりすると同時に「何やってんだ……？」と思ったそう。

なぜちくわくんが階段にカリカリを運んだのかは、飼い主さんにもわかりません。ただ、「小腹が空いたときに、あとで食べようとしたのかもしれません」と話します。

　飼い主さんに見つかったあとも、ちくわくんはカリカリを横に置いたまま「階段を通る人間を見ながら『あ、それ踏まないでね』という感じ」で、くつろぎタイムを楽しんでいたそうです。

こだわりが強いちくわくん

　ちくわくんは、普段からごはんにこだわりがあります。カリカリを数種類混ぜたり、何かトッピングしたりしているわけではありませんが、選別しながら食べているそうです。

「食べながらたまに、ちくわ的にはずれのカリカリがあるとお皿の横にペッと出しています。なので、お皿の周りには弾かれたカリカリがいっぱい落ちています」

　自分で選んだカリカリをお気に入りの場所に持っていくとは、まるで人間のよう。これからも、そんなかわいらしい姿をたくさん見せてほしいですね。

○取材協力：ちくわ（白ポメラニアン）（@chikuwa78107742）さん

（Hint-Pot編集部）